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靖国神社の問題が語られる時、すぐ持ち出される「政教分離」は、完全に
行なふ事は不可能だし、無意味です。
「政教分離」を完全に守れと言ふなら、そもそも、死者を敬ふ行為は
全て宗教行事なのだから、皆、「憲法に触れる」事に成ります。
例えば、毎年、8月15日の正午に黙祷するのだって、厳密に言えば
宗教的行為です。だから、そこに首相が出席する事は、厳密には、
「政教分離」に反する行為です。原爆が投下された日に黙祷する事も、
もちろん、同じです。
そもそも、喪服を着る事自体、広義の宗教的行為ですし、死者に
花を献花する事も宗教的行為です。
だからと言って、原爆犠牲者や戦没者追悼の式典で、首相や知事が、
喪服を着てはならない、献花してはならない、と、皆さんはお考えに
なるでしょうか?
完全な政教分離は不可能です。そして、無意味です。
西岡昌紀
http://blogs.yahoo.co.jp/nishiokamasanori/
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