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本物の良質な右翼は支持しない・・・と思った(nanayaのひとりごと)
http://www.asyura2.com/0510/senkyo15/msg/858.html
投稿者 ドキッ!プロ奴隷だらけの水泳大会 日時 2005 年 10 月 19 日 17:57:11: hSNyXCkDoAhxY
 

http://ch.kitaguni.tv/u/5238/%bb%fe%bb%f6%a1%f5%bc%d2%b2%f1%cc%e4%c2%ea/0000280211.html

小泉首相の靖国参拝は、大阪高裁の違憲判決の結果を意識してか「私人」を強調して、前回より形式を簡略して行われた。しかし公用車を使い、たくさんのSPを引きつれ、内外に注目される形で行う参拝に、「個人の立場」が理解されようはずがない。

高校生の娘でさえ税金を使った参拝は「おおやけ」ではないと言う。((原文ママ))「そんなに行きたきゃ、総理大臣を辞めて、タクシーを使ってでも行けばよい。」と。

一方で、靖国神社関係者、戦没者遺族会や戦友会などは「一国首相の正式参拝」から略式参拝へと後退した形に不満を示している。
民族主義といわれる右翼関係者も同様であろう。

右翼とは甚だ難解、複雑な団体と思うに、『FOR BEGINNERS 右翼』を読む限りにおいて、「本物の右翼」とは現在社会に認知されているようなものとはちょっと違うようだ。

民族主義を掲げてはいるが、他者・他国に不利益を与えてまでの自国の主張は倫理に背き、独りよがりの国の生き方は許されることはないという。
それは良質な「反体制右翼」を指すらしい。

その中で宮谷和彦(イラスト)は「一度として主体的に責任をとってきたことのないこの国の発言を誰が聞き入れるだろうか」と未来へ向かうこの国の国際社会での姿勢を案じている。

『何よりもダメなドイツ』という書物があった。そのドイツでさえ、米国の識者の間では、意識的に他を犯した国と分析され、思われている、ということだろう。反省したならば許しを得られる、ということだろう。ならば日本はどう分析されているかというと、「無自覚に犯す・・・」次、敗北した時は、民族丸ごと根絶やしにされるまで許されることはなかろう。かつてこの国は文明の名において裁かれた。そして大きな反省も償いもせぬままに、節度無く世界に物資をばらまき続け、今また孤立しようとしている。次は、精神の名において裁かれるのであろうか。・・・と述べている。

猪野健治(文)はこう言っている。
「民族派の教祖的存在となった野村秋介は、若王子信行三井物産マニラ支店長誘拐事件の背景に、現地人の感情を無視した日本企業の独善的利潤追求があったことを指摘している。・・・・・巨額の身代金を支払って若王子支店長を釈放させたことで問題は解決したとする三井物産の”おごり”に、反撃が起こらないわけがないのだ。、マニラの日本人会でさえ三井物産に抗議文をつきつけているのである。
反体制右翼の良質部分は、そういうところに目を向け始めている」

★小泉首相の「自国の主権に関わることに他国からとやかく言われる筋合いはない」という姿勢が、批判に屈せず毅然としてカッコいいと、若者達に支持されているらしい。しかも女性は男性より支持が多いという。

テレビのフォーカスだけが自分の思考の元となっているかのような人間たちの増殖に、私は民族主義者ではないが、この国の行く末を心配してみている。
宮谷氏も危惧するように、いずれ日本民族は、探すのに苦労するほどの少人数に減っていくことだろう。世界のどこにも大和民族の魂など残っていないかもしれない。

本物の右翼は(たぶん)過去の戦争を恥じ、反省と償いによって、不義を正す姿勢を示すことが、日本国民としての誇りと生き様を取り返し、世界に後ろ指さされることのない、気高き日本民族として復活できる・・・といっているのではないだろうか。私はそう理解したのだが。

投稿者:nanaya at 17:05

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