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首相靖国参拝、賛否は二分 中韓との関係「心配」65%
2005年10月19日01時20分
小泉首相が靖国神社を参拝した直後の17日夜から18日にかけて、朝日新聞社は緊急の全国世論調査(電話)を実施した。首相が参拝したことを「よかった」とする人は42%、「参拝するべきではなかった」は41%で、賛否が二分された。参拝に対し中国、韓国は反発を強めているが、両国との関係悪化を「大いに」「ある程度」心配している人は合わせて65%に上った。両国の反発を政府が「重く受け止めるべきだ」とした人も53%いた。参拝の評価が割れる一方で、周辺国への配慮を重視する意見の強いことが改めて示された。
参拝の賛否は、男性では「よかった」38%、「参拝するべきではなかった」46%と反対が多いが、女性では46%対36%で賛成が上回った。年代別では、60歳以上で「よかった」が半数に達した。
支持政党別では、自民支持層で「よかった」が65%と高い。内閣支持層では「よかった」が58%で、参拝への見方が首相への評価と関連している様子もうかがえる。
参拝を「よかった」と答えた人に理由を聞くと、「戦死者への慰霊になる」が37%で最も多く、次いで「外国に言われてやめるのはおかしい」24%。反対した人の理由では、69%が「周辺国への配慮が必要」を挙げた。質問の仕方が異なるため単純に比較はできないが、6月調査では参拝中止を求める人の72%が「周辺国への配慮」を挙げている。
中国や韓国との関係悪化を「大いに」「ある程度」心配している人は、「参拝するべきではなかった」と答えた層では88%に達した。支持政党別では、自民支持層で心配していると答えた人は53%だが、民主、公明など他党の支持層ではいずれも7〜8割に上った。
一方、公明などが求めている無宗教の国立追悼施設を新たに造ることについては、賛成51%、反対28%で、6月調査(賛成42%、反対34%)に比べて賛成が増えた。参拝を「よかった」とする人でも45%が賛成し、反対の34%を上回った。自民支持層でも賛成が49%とほぼ半数に上る。
首相は今回の参拝について「ひとりの国民として参拝した」などと説明したが、この説明に「納得できる」は46%、「納得できない」は45%で、受け止め方は拮抗(きっこう)している。
内閣支持率は55%、不支持率は30%で、総選挙直後の9月調査(55%、30%)と変わらず、高い水準を維持。政党支持率は自民42%(9月調査43%)、民主16%(同19%)など。無党派層は27%から34%に増えた。
http://www.asahi.com/politics/update/1019/001.html
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