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□首相の靖国神社参拝打ち合わせバレた…そのワケは [夕刊フジ]
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/koizumi.html?d=17fuji62374&cat=7&typ=t
首相の靖国神社参拝打ち合わせバレた…そのワケは (夕刊フジ)
やっぱり参拝打ち合わせだった−。小泉純一郎首相(63)が17日午前、靖国神社を参拝した。参拝はこの日朝に明らかになったが、実は首相の側近中の側近とされる飯島勲秘書官が今月上旬、靖国神社を訪問し、名物のまんじゅうを買い占める不審な行動をとっていた。夕刊フジの追及に、官邸周辺は「境内でしか買えない『純ちゃんまんじゅう』を、飯島氏の帰省土産に買いに行っただけ」と打ち消しに必死だったが、少し脇が甘かったようだ。
飯島秘書官の靖国訪問については、夕刊フジ連載「金融コンフィデンシャル」が報じた。
執筆した須田慎一郎氏が、マスコミ関係者から「連休中(8−10日)か連休明けに小泉首相が靖国神社を参拝するらしい」との情報を入手。官邸中枢スタッフに確認した。
するとこのスタッフは「連休の参拝は100%ない」と断言。飯島秘書官の靖国訪問についても、連休中に夫人と共に帰郷するため、7日に靖国神社の売店でしか売っていないまんじゅうをみやげとして買い求めた−と説明したという。
ところが、靖国神社周辺で取材を進めたところ、説明が事実と反することがわかったのだ。
問題のまんじゅうは、「純ちゃんの黒糖改革まんじゅう」(12個入り600円)。東京都荒川区の菓子企画販売業「大藤」の製品で、総選挙直後の先月12日から販売を始めた。
「中がこしあんの茶色い蒸しまんじゅうです。『コクトウ(黒糖)』に国盗り、つまりコクトウを引っ掛けた」(同社)。若干苦しいネーミングだが、同社が小泉政権が誕生した平成13年に発売した「純ちゃんまんじゅう」に及ばないものの、「かなり売れている」(同)という。
飯島秘書官が訪れたとみられる店は、神社境内、本殿に向かって右手にある売店だった。
「7日に、スーツ姿の男性4、5人がまんじゅうを5つ買われました。中心人物らしい、かっぷくが良く頭の薄い方が『私の顔を知ってますか。宮司は知っているんだけど』とおっしゃったけど、私は存じ上げませんでした。その方が『(まんじゅうは)知らなかったなあ』とおっしゃるので、『テレビなどで紹介されたんですよ』と申し上げた」(店のおかみさん)
「その太った男性はお財布を持っていなくて、別の人が払っていたみたいだった」とは、近所に住み、よく散歩に来るという男性の目撃談。
おかみさんに確認すると、「確かに別の人が払われました。『領収書は?』と尋ねると、いらない、と…」と証言してくれた。
「神社は今週、例大祭(17−20日)。(小泉首相の参拝は)その前では、との噂(うわさ)はあった」とは、別の神社関係者。
それだけではない。もうひとつ、意外な事実が。このまんじゅう、実は靖国神社だけでなく、浅草など都内の多くのみやげ物店で販売。国会にもあるというのだ。
参院議員会館内の売店に確認すると「ありますよ」。
飯島秘書官が知らなかったとしても仕方ないが、官邸のトップシークレットを解く“鍵”はまんじゅうにあったようだ。
[ 2005年10月17日13時0分 ]
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