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2005.10.14 Friday
小泉自分党内閣は、理念に『忠実』になってきている
http://blog.kaisetsu.org/?eid=209385
Posted by Kaisetsu
小泉自分党内閣は、政策専門性を全面に出す可能性を秘めだした。
「一般職の公務員(公権力の『行使』に当たる公務員を除く。)」に、スト権を与える一方、「分限処分」という、公務員の特権的身分保障の温床を取り除く、という案に、それが、現れている。
この案は、民間のシステムを導入して、オープンな競争と対立を軸に、立場の異なる者の交渉で、結論を得る、という手法を、公的関係にも取り入れるもので、ポスト・モダンな政治学の考えを取り入れた優れたものだ。
意図的に、差異を創造して、対立・交渉過程を「透明化」し、構造的に、癒着を防ごうとしているように思える。
理念性の乏しかった、これまでの小泉内閣は、小泉大勝後、一定の「理念性」を備えた政権に成り得るのか、注目される。
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