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http://www.manabu.jp/diary/index.php?20051011
2005/10/11(火)
「郵政法案衆院通過」
当選してから約二年間、色々日記を書いてきたが、
同じタイトルの日記は今日が初めてと思う。
本年7月5日、同じタイトルの日記を書いた。
http://www.manabu.jp/diary/index.php?20050705
本日、3ヶ月前に衆院を通過した法案が、
実質的内容を何ら変えることなく、再度衆院を通過した。
3ヶ月前と法案こそ同じであったが、
賛成票と反対票の差は雲泥の差があった。
前回この法案は5票差で可決されたが、
今回は200票差で可決された。
謀反議員が何人でるかと緊迫した前回と違い、
今回は単なる事務的な投票儀礼となり、議場は緩んでいた。
7月5日の日記には、
今思うとノンキ?に党議拘束のことについて書いている。
しかし、今日は党議拘束なんて頭の中をかすりもしなかった。
頭を掠めたことと言えば、議員と民意の関係。
3ヶ月前、郵政法案に反対した野田聖子議員は昨日、
「私の政治的信念は完敗した」と記者会見で述べ、
本日の採決で賛成票を投じる旨を明らかにした。
先の衆院選での自民党の圧勝を受け、
「郵政民営化賛成」という民意に従うということだ。
前回と同じ法案に対し、反対から賛成へ意見を変えたことの背景は、
民意への追従だけではないのは明らかだが、
何とも考えさせられる一コマだった。
我ら議員は、
自らの信条を出来る限り明快に有権者に訴え、
その信条の是非を有権者から判断をされるのか、
それとも、
国民の意見(民意)を出来る限り吸収し、
その吸収具合が大きい人が当選の運びとなるのか。
決してこの二極論では解決しない疑問であるが、少し考えてしまう。
自由委任か命令委任か。
程よいバランスが答えであろうが、私は信念を貫きたいとフト思った。
(バランスは取りつつも)信念に則って行動し、
その上で落選したならば納得も出来よう。
そのような選択こそ、
政治社会における民意の反映でもあることだろうし。
お調子ものになるのは自己都合のような気がしてならない。
なんとも前向きなのか後ろ向きなのか微妙な感覚が今、
頭の中にある。
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