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加藤千代です。
野党共闘による「平和への結集」を呼びかけるメールが、続いて2通きましたので、
転送します。平和を願う人たちが、いろんな違いを乗り越えて、力をあわせていけた
らなと願っています。
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1通目
「小林イチロウと明るい未来計画」を応援していた方です。
↓
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回覧です。もし良ったら知人に転送してください。月刊雑誌、岩波書店の「世界」11
月号で私がいま、最も深く関わっている、小林正弥さんの論文「小選挙区制下、いか
に第三極を形成するか(イタリア・オリーブの木・方式の平和連合を提唱する)」をぜ
ひ読んでみてください。もう対立している余裕はありません。「中道左派連合」を目
指すべきです。不成立であれば、また再び暗黒の日本にもどらざるをえないでしょ
う。同誌「女という変数(紅一点、と政治)」北原みのりさん(個性派フェミニスト)の
論文 (世界・116ページ)もお勧めですよ。
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2通目
↓
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「横須賀中央」駅前広場から歴史は動く!
9条改悪反対市民ネットワークをつくろう
竹林 伸幸
(文中、敬称略)
1,天木vs小泉という黄金カード
「横須賀中央」駅は神奈川11区の中心にあり、先日の総選挙、この選挙区で天木
直人、小泉純一郎の二人が激突した。なぜ黄金カードと呼ぶのかといえば天木が元駐
レバノン大使で在任中小泉外交を批判してその職を解任されたということもあるが何
よりも小泉のお膝元で小泉内閣の核心部分である外交政策なり安全保障政策なりを真
正面から批判して出馬したことにあり、この点ただ議員や大臣になりたくて理念や信
条抜きでゾロゾロ出馬した小泉チルドレンなどとは180°異なる。
駅前広場はこの選挙の象徴であり、ここには連日各地から市民がやって来て「勝手
に」小泉政治を正面から批判し、天木に精一杯のエールを送った。私自身も選挙の後
半の7日から三日間行動を共にしたがそこには天木が立ち寄ればたちまち輪になって
その熱弁に耳を傾け、天木が去ればギターに合わせた歌声、妙法寺のドンツクの響
き、様々なプラカードやビラそして何よりも市民一人一人のマイクから流れる心底か
らの小泉政治への怒りと平和へのアピール……ここにこそ日本各地でこわれたレコー
ドのように繰り返されたモノトーンの「郵政民営化」とは対照的な濃縮された個性豊
かな「日本の政治」があった。
広場での三日間は「有意義だった」というよりも「楽しかった」という日本語がふ
さわしく私は改めて下記のように真の野党勢力の結集を視野に入れた市民ネットワー
クをつくろうと呼びかける元気が湧いてきた(笑)
2,9条改悪反対市民ネットワーク
野党勢力の結集を目指せ!ということ自体は今日では心ある市民の「常識」だと判
断されるのでここでは結集の内実、それに至る道筋について若干の私見を述べたい。
私の意図するところはこの問題を巡る議論を一層活性化させ次回の国政選挙までには
現実のものとするのに一助となればと希望するからであり、このためには有名人の一
声から始めるとパンチ力はあってもその後を続けにくい難点があり、その点では最初
に私のようなどこにでもいる普通の市民が「低いハードル」を設定しておくと議論百
出、百花斉放の可能性なきにしもあらずと期待するからである。
一、結集の(理念或いは政策面での)中軸或いは核心
これはズバリ「9条改悪反対」或いは「9条改憲阻止」であるべきと考える。これを
ばくぜんと平和勢力、護憲勢力といったところであいまいであり迫力、説得力に欠け
るのではないか。例えば野党を支持する市民のなかには9条改悪には反対だが憲法総
体としては問題を含むと考える者も多いのであり、それこそ「60年も経てば問題も
生まれる」というという常識論に飲み込まれる危険性が大きい。
それよりも改憲勢力は憲法全体を根底から変えようとしているのであるがその核心
は「9条」にあるのであり、そこのところで正面から対決するのでなければ野党とし
ての存在価値はないのではないか(小泉は前原を持ち上げているがこれは「お世辞」
というよりもむしろ「ホンネ」であり「野党」をなめているのである)
二、結集への道すじ
@結集の仕掛け人はどこにでもいる普通の市民
およそ戦後の政党の誕生、離合集散の歴史を振り返ってみてもそれは「政界内部」
のできごと、それにせいぜい財界や労働界のボスが加わる位のことで普通の市民が出
る幕はなかった。それが今日やっとカネや組織もない普通の市民や市民運動の手が届
くところに来たといえるのではないか。このチャンスを私たちは積極的に活かすべき
でメディアがつくる「仮性の世論」に委ねるべきではない。
加えて問題の一方の当事者「既成野党」自身は各々「お家の事情」を抱えていてマ
クロの見地から動きにくいということもあろう、かれらの「自発的動き」をただ手を
こまねいて待つわけにはいかないことだけは確かである。
Aまず議論、それから市民ネットワーク、そして既成野党等への呼びかけ
これが私の考える野党勢力結集の道すじである。さまざまな議論や呼びかけは今回
の総選挙の際にも各地で試みられたようであるがまだ一般市民の茶の間の話題になる
ほどの市民権を得たとはいえないし実際の選挙現場で目に見える成果までにはは至ら
なかったのではなかろうか。それを(今回議論の場を提供してくれた)本紙上等で改
めて議論しなおし、趣旨に基本的に賛同する諸個人(この段階では政党等の団体は入
らない方がよいと思う)でゆるやかなネットワークを結成し、それを基礎に各野党や
有志個人に円卓会議への参加を働きかけてはどうか。
以上、他にも補足したいことはたくさんあるがとりあえず骨子を述べて問題提起と
します。
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