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10/12 17:58 復活当選の制限強化を 選挙制度で武部氏
自民党の武部勤幹事長は十二日午後、都内で講演し、衆院の選挙
制度に関して、小選挙区で負けても比例代表で復活当選できる条件
を厳しくすべきだとの考えを表明した。現行制度では小選挙区での
得票が供託金没収点(有効投票総数の10%)を超えれば復活当選
の権利を得るが、武部氏は「10%枠を20%にするとか、惜敗率
80%以下は駄目だという制限はあってしかるべきだ」と述べた。
同時に「私のライバルも重複で当選した。反対意見を国政に反映
させるという意味で、この仕組みは是非必要だ」と、復活当選制度
を維持すべきだとの認識を示した。
また次期衆院選について「次の選挙も特定のテーマに絞った選挙
になる」と指摘。同時に「もう一つは首相を誰にするかということ
だ。国民に人気のある人でなかったら首相になれないとなると、見
かけの印象で大事な国の宰相を選ぶことになる心配がある」と語っ
た。
20051012 1758
[2005-10-12-17:58]
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