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アホバカ国会議員杉村は、この前、オネーチャンを議員宿舎にお持ち帰りしたそうだが、議員宿舎がラブホ代わりに使われていたのは、太古の昔から。
議員宿舎はラブホだったのだ。これも議員特権?
『議員宿舎くらいだらしのない所はない。そのくせ公館だといって、警察からの治外法権を主張する。なんのことはない、態のよい代議士の桃色温泉マークである。しかも警察の手入れがないという別天地だ。宿舎の女中に俺はキッスしただけとか、いや
私は代議士に犯されてこんな女にされました、
とかいう類の騒動は年がら年中、大なり小なり起こっていた。
山階宮の御殿あとが九段宿舎で、北白河宮の御殿が高輪宿舎、池田侯爵邸あとが赤坂宿舎と、どこもかしこも由緒のあるあとだが、その中で女中とやったり、商売女を連れ込んだり、秘書と関係したり、未亡人をくわえ込んだり、目まぐるしいばかりの女関係が絶えない代議士がアチラコチラにいた。
これが国民の血税で運営されている公館内での天下の選良の堂々たる行為なんだから、誠にフラチ千万な話である。
京都の小川代議士の事件は大々的に報道されてしまったが、あんなのは氷山の一角。山口県の受田代議士(社会党)など、年がら年中、女が変わっている。そんなのを書き立てたらキリがない。
ところが、逆に宿舎には全然住まず妾宅に入り浸っている奴もいる。その部屋は一年中使わないのだから、住宅難の折柄、実に勿体ない話である。
ヨッちゃんも落選してからシミジミ分かったが、あんな安い宿舎はない。設備万端ととのった八畳間…。普通なら権利金の2万や3万とられて、しかも家賃の4、5千円(1956年当時)をとられるところが、なんと1ヶ月1千数百円だけ。それどころか、女中もついているし、風呂もある。送り迎えの車もあれば電話もついている。安い食堂もあって持ち込みもやってくれる。こんな“間”のいい話がありますかい。
何不自由がないものだから、つい手が女に出てしまう。ヨッちゃんも9年間、この宿舎に住んでいたから、男の代議士のやる桃色遊戯を見ても免疫性が出来たらしく、ここで書こうと思っても選択に弱ってしまって、どうにも筆がすすまない。
それよりか、代議士の嬶(カカア)が宿舎に出て来て、威張っていやがるくらい、鼻持ちならないものはない。
オヤジが代議士だからといって、女房まで代議士になったつもりでツンツンと威張り散らしているのを見ると、胸くそが悪くなる。
中でも共産党の嬶が一番いばりやがったんで、鼻つまみにされた事など、
やはり議員宿舎は朝から晩まで、一年中、女の話で終始していたことだけはたしかである。
何と馬鹿馬鹿しい話ではないか!!』(大石ヨシエ『随筆あほかいな』鱒書房)より
著者の大石ヨシエは昭和時代の思想家・政治家。社会党の右派議員だった。新日本婦人会会長・衆院議員。初の婦人代議士、5回連続当選した3人の婦人の1人。『赤ジュウタンのゴリラ』などと言われた女傑である。
この本には、あの吉田茂の推薦文まで載っている。コイズミが民主党の『河村たかし』の本に推薦文を書くなんて想像できないが、この頃は、与野党とも気骨のある政治家がいたってこったな。
毎日新聞の記者など、辻元清美に、この本を薦めている。
『これ読んだら、と彼女に1冊の本を薦めたことがある。京都の女性国会議員、それも社会党の大先輩、大石ヨシエさんの「あほかいな」(鱒書房、1956年)。次点に泣いたときの随筆だが、永田町に未練などない。<勿論(もちろん)、代議士も大事な仕事や。しかし、これとて、ウチの人生のすべてではない。(略)まあ、みんな見とってんか?…やったるさかい>。その痛快さに吉田茂元首相もほれ、文を寄せている。<気骨もあり、見識もあり、国会に一点景をそえた大石君の姿が見られなくなったのは、いかにも寂しい気がする>読んでくれたかなあ』(毎日新聞鈴木琢磨記者)
古本屋で見つけたら、是非、手に入れて読んでほしい1冊だ。
投稿者:死ぬのはやつらだ at 14:54
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