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Re: 野田聖子 これが私の選挙公約です 5-7
http://www.asyura2.com/0510/senkyo15/msg/448.html
投稿者 ちあき 日時 2005 年 10 月 10 日 15:07:51: QYdgBsttAJ9L6
 

(回答先: Re: 野田聖子 これが私の選挙公約です 2-4 投稿者 ちあき 日時 2005 年 10 月 10 日 15:05:15)

野田聖子 これが私の選挙公約です
http://www.noda-seiko.gr.jp/senkyo/top.html


その5 公約4『小さくとも 心ある政府』(平成17年8月18日)


 民にできることに口や手を出しすぎてきた官。
 日本はもはや、戦後の焼け野原に立つ国家ではない。世界の経済を支え平和秩序を担う、自由と民主主義の大国である。
 国境は限りなく低く、人々は旺盛な競争力とチャレンジ精神で日本の内外を飛び回っている。余計なお節介と思える行政指導や監督はもうやめてもよい時期だ。

 これから、日本の個人や民間がもつ実力を大いに発揮してもらうために、不要な官の関与を取り除く。
 「民にできることは民に」。
 政府に望まれるのは、民がのびのびと活動するにふさわしい舞台づくり。
 民がわくわくと夢をもって、新規事業に挑戦したり、すぐにはお金にならない基礎研究に没頭できる、そういう土台を提供したい。

 でも、市場は厳しい。弱肉強食ありきの戦場。
 傷つく人も出てくる。強者のみがさらに強くなる場合もある。今の日本には、勝負の場に立つことさえできない人も存在する。
 そんな市場の限界にこそ、政府・公の存在意義がある。
 民の自立自尊を促し、競争の条件を整えつつも、レッセフェールの手法は古すぎる。
 21世紀の日本に、公と民がきっちり役割を分担し、互いに共生することで、プラスの相乗効果が発揮される社会システムを構築したい。
 「民にできないことを公として」。つねに国民に命綱を差し出せる政府をつくる。


(1)特殊法人統廃合等、不要な官業の整理。

(2)国家公務員の定年時期を延長して、天下りにより辻褄あわせする現行制度を見直す。公務員の天下りは禁止。

(3)税の直間比率を見直すとともに、必要な財源は浅く広く、その他については国民の自由意思を最大限尊重する税制に改める。NPO税制、寄付金税制の充実を進める。

(4)国債運用にかわる証券化市場の整備を進める。
公的意味合いの強い資金運用(住宅、教育、NPO育成、中小企業育成等)に証券化を積極導入し、政府が後押しすることで、市場の判断に基づく活きた資金として民から民へのお金の流れが促される。

(5)IT調達等、国家予算の相当部分を占める投資を中心に、徹底した政府調達改革を推進する。


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その6 公約5『ソフトパワー大国たれ!』(平成17年8月19日)


 「戦争の世紀」といわれた20世紀を閉じて、世界は新たな秩序構築に向かうはずだった。でも、開けてしまったのは、民族や宗教など、もっと根の深い対立の箱。
 テロリズムの前に、ごく普通の人々の生活が全く無力化される。兵器をいかに近代化・精密化してもテロは抑え込めない。安全保障の手段としての軍事力の限界。

 唯一の被爆国として、また、戦後60年間の平和を享受した国として、日本は今、こんな時代だからこそ、自国の教訓から導き出した安全保障のあり方を問いかけるべき。人智のもつ力を発揮したい。
 国際平和に寄与する名誉ある立場をしめるために、私たちには軍事力に代わるソフトパワーがある。国境を越え、さまざまな人々の生活や心の中にしみこんでいるが、日本人自身がそのことを認識していない。

 たとえば、ポップカルチャー。
 90年代にクリエイター個人の力を原動力として生み出された、アニメ、ゲーム、映画、音楽、アート・デザインなど、日本のポップカルチャーは世界中で人気を博している。
 「顔のない国」日本のイメージをビジュアルとして示し、世界中で愛されている。
 私は、日本発信のポップカルチャーを応援し、日本に経済的利潤をもたらしたい。
 さまざまな民族、宗教、価値観を超えた世界の人々に愛してもらい、「文明の衝突」を回避する素地としたい。

 あるいは、少子高齢化対策。
 他国にさきがけ少子高齢化した国の利として、成功モデルを作りあげたい。
 かつて公害対策や交番システム、郵便ネットワークシステムがアジアの発展に貢献したように、他国の喜ぶ輸出品として提供したい。

 アジア近隣諸国をはじめ国際社会全体に、日本の信頼と安心、友情の証を示したい。持てるソフトパワーの充実と発信に、国を挙げてのバックアップ体制を。


(1)「ポップカルチャー憲章」の啓蒙と具体化を強力に推進する。

(2)文化基盤の共通するアジアにおいて、「アジア生活文化圏」を創出する。


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その7 公約6『よみがえる、地方 よみがえる、岐阜』(平成17年8月19日)


 先進国でも発展途上国でも、国はそれぞれ美しい地方をもつ。
 多くの観光客がその魅力にひかれて、遠く国境を越えて旅をする。
 土地の人はふるさとを愛す。自分の肉体と精神が育まれた、かけがえのない場所だから。愛する家族や友人が集う、大切な場所だから。
 その思いが、今の日本から少しずつ消え去っていることを、私は心から案じている。

 どの地方も「東京なるもの」を追いかける時代は過ぎた。
 でも、その先がみつからない。
 その先へ進もうとおもっても、地方の力は中央に束ねられ、身動きできない現状だ。
 「地方ができることは地方に」のお題目を、現実に。地方分権、待ったなし。
 地価も物価も環境負荷も高い大都市偏重の国づくり、そんな日本に明日はない。

 それぞれの持ち味を生かして、地方をしっかり自立させる。
 岐阜はどうすべきか。
 市内には長良川や金華山、風光明媚な地勢に歴史的名所もいろいろある。
 飛騨・高山は、外国人が映画を撮りたい国内ロケ地の三本指の人気を誇る。
 県内に広がる温泉地は国の内外のファンに愛されている。
 他方、日本で一番のIT先進県の顔も。多様な潜在力をもつ岐阜の素顔。

 この力の一つ一つを結びあわせて、全体として、岐阜に住む人、岐阜を訪れる人、すべての人に魅力ある地方・岐阜を提供したい。
 ITのインフラが活かされ、暮らしが便利になり、観光客が喜び、人々の生活が豊かになる−そのためのプロジェクトとして、ユニバーサル社会化への取り組みを提唱したい。

 老いも若きも男女の別なく、障害の有無にも関わらず、すべての人が自分の意思と能力に応じて、それぞれの人生を満喫できる。これがユニバーサル社会。
 すでに、国土交通省の進める「自律的移動支援プロジェクト」のモデル都市として、岐阜に名乗りをあげることを打診中。
 社会が大きく、明るく、力強く変わる! そんな原点を岐阜にうちたてたい。
 よみがえる地方で、再び、私たちのための日本列島改造を。

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