★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK15 > 296.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
9月の衆院選で初当選した料理研究家、藤野真紀子議員(56)が6日、衆院本会議を欠席し、福岡市であった二つのトークショーに出演した。「前から決まっていた約束だった」などの理由からだが、会場周辺では欠席を疑問視する声が多く聞かれた。
藤野議員は5日夜に福岡入りし、6日午後にあったチャリティー講演会「語り継ぐ食卓 スイーツのある日々」と料理のトークショー「きれいになるイタリア」をこなして帰京した。一方、同日は午後1時から衆院の本会議があり、民主党が提出した郵政民営化法案の趣旨説明と各党による質疑が約2時間20分にわたってあった。
欠席について、藤野議員の秘書は「ショーの一つは津波被害に遭ったスリランカに家を建てる慈善活動で、当選前からの約束だった。変更ができず本人も悩んだが、約束を守ることを優先した。審議内容は、帰京して役所や他の議員から説明を受ける」と説明した。
だが、会場周辺では、疑問視する声が相次いだ。「議員なのに国会に出ないのは無責任。甘く考えているのではないか」と福岡市南区の主婦(57)。同市中央区の主婦(45)は「安定多数で、民主党の法案説明は聞いてもしようがないと思ったのか。議員報酬をもらっているのだから出席すべきだ」と話した。食育文化の必要性を訴える講演を興味深く聴いた福岡県小郡市のフリーターの男性(24)は「『次回からは国会優先』と言っているのなら、今回の件はいいのではないか」と、藤野議員に理解を示した。
藤野さんは、郵政民営化を訴えて立候補した小泉首相の「刺客」の一人。愛知4区では落選したが、比例東海ブロックで復活当選し「国会では人の5倍勉強します」と決意を語っていた。
【加藤学】
(毎日新聞) - 10月7日3時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051007-00000012-mai-pol
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK15掲示板