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●選挙演説並みの所信表明で、明白な国家観の欠如!
(会員制経済情報誌)
自公で衆院の議席の三分の二を占める結果を受けて、小泉首相は特別国会で
所信表明演説に臨んだ。「改革なくして成長なし」「民間にできることは民間
に」と、選挙期間中の街頭演説と同程度の中身のない文言に終始する所信演説
に、大手マスコミの社説さえ失望した。
弊誌前号で指摘した対中政策について何ら踏み込むことなく、また創価学会
=公明党との蜜月を自画自賛する小泉首相に、日本の明日を切り開く気概はな
いと断じざるを得ない。
まず、対中、対アジア政策について所信表明演説では、「中国や韓国をはじ
めとする近隣諸国とは、幅広い分野における協力を強化し、相互理解と信頼に
基づいた未来志向の友好関係を構築して参ります」と、空疎な文言を手短に語
るのみである。
国際政治の世界での米国と中国の大国の動静を徹底して分析することなく、
日本としての主体的働きかけを示唆することさえしない小泉首相とは一体、政
治リーダーたる資格を有する者なのか。今更ながら、この人の国家観の欠如に
は、呆れるしかない。
創立75周年を迎える創価学会とその政治部隊である公明党との関係を清算
するどころか、議員年金の廃止などという小手先の迎合策で、自公の茶番劇を
小泉首相自身が演出し、創価学会=公明党を持ち上げる。
選挙中に公明党公認候補で、将来の党首候補である太田昭宏氏(東京12区)
の応援に駆け付けた小泉首相は、「太田さ〜ん」「浜四津(公明党代表代行)
さ〜ん」という、創価学会婦人部員の絶叫を、どんな気持で聞いていたのか。
池田大作という一私人を首相よりも、天皇よりも尊敬し、何としても守り抜
こうと決意している人々の表情をどう見ていたのか。小泉首相の神経が信じ難
い。
創価学会=公明党が自民党内部に巣くい、自民党を融解させることが「自民
党をぶっ壊す」という公約の実態であるならば、ワンフレーズ政治、シングル
イシュー政治などと小泉政治を揶揄している場合ではない。
創価学会=公明党の日本支配に道を作った犯罪人に小泉首相は成り下がるの
か。万死に値する首相になりたいのか。
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