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□自民党候補者「緊急公募」に868人がハ〜イ! [スポーツ報知]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1419487/detail?rd
国会議員になりたいかぁ〜 自民党候補者「緊急公募」に868人がハ〜イ!
人生いろいろ、公募もいろいろ―。今回の衆院選でメガブレークした杉村太蔵議員(26)も応募したことで知られる自民党の候補者「緊急公募」。8月13日に自民党が「緊急告知」と候補者を募るや否や全国から応募が殺到し郵政民営化に賛同する868人の改革チルドレンが集まった。いったい今回の緊急公募はどのようにして行われたのか。公募のキーマン・世耕弘成参院議員(42)や実際の応募者の証言で裏側を探ってみると、浮上したのは新たな「タイゾー伝説」だった!?(山崎 智)
自民党のお家事情
自民党は前回の衆院選で惨敗したり現職議員が引退した選挙区で公募による候補者擁立を「2年後」をにらみ準備を進めようとしていた。しかし、そんな事情はお構いなしに小泉首相はさっさと衆院を解散。そして造反組が続出し、8月13日の段階でも約30選挙区で候補者が不在のまま。そんな想定外に次ぐ想定外の状況で自民党は掟(おきて)破りとも言える“緊急”公募の賭けに打って出た。
「郵政民営化と構造改革に対する考え方」と題した論文を課し、党のホームページや新聞広告などで改革賛同者を募集。「有能な候補者が集まるか。不安はあった」と世耕氏は明かす。
だが反響は大きかった。党本部に山積みとなった応募書類は868通。官僚、会社員、教師、医師に現役の村長など職業もいろいろ。20代後半から30代の若者が多かったが中には70歳の応募者もいた。
これまで自民党の新人は世襲や地方議員からの叩き上げがほとんど。優秀な人材が民主党に流れていると見る党関係者もいたが「これだけの人が政治を志している。自民党も捨てたもんじゃない」と世耕氏、小林温参院議員ら3人が徹夜で応募書類に目を通し、40人ほどに絞り込んだ。
それから世耕氏らが電話で意思確認を行った後、約20人に対して執行部も交えた面接を行った。面接のポイントは明快。「何よりアピール力。記者会見や演説の短い時間で有権者のハートをつかめるか。選挙が出来る人か直感でわかる。選挙ってそういうもの」
最終的に面接を通過した佐藤ゆかり氏(岐阜1区)ら11人が公認を受け出馬し8人が比例復活を含め当選。世耕氏は「社会の様々なチャンネルの声を反映できるシステム」と公募制度の続行に自信を見せた。
◆ある応募者の挑戦…その舞台裏は
今回の緊急公募に挑戦した地方在住の男性(39=自営業)は「思いつきです」と応募に至った経緯から切り出した。
自らのブログで「郵政民営化の推進」を主張していたこの男性は、8月13日付の新聞の緊急公募にビビビッと反応。論文をわずか30分で書き上げ自民党に送った。
3日後の16日夜、携帯電話に「03」から始まる着信履歴。「まさか…」と翌17日朝にかけ直すと「はい、自民党本部です」。「本当につながったよ」興奮冷めやらぬ中、世耕参院議員から折り返し連絡があり、18日夕方までに永田町の党本部に来るよう指示を受けた。
男性は慌てて翌日の仕事をキャンセル。帰宅後、妻に打ち明けた。「バカじゃない。破産する気!」と罵倒(ばとう)されるも「最後は納得してくれました」。
スーツ姿では造反組みたいだし、クールビズだと「なめてる」と思われそう…などと悩んだ末にネクタイをつけて18日午後4時、自民党本部に到着。案内された先は総裁応接室だった。歴代総裁の写真がズラリと飾られた室内には「大きな顔に圧倒された」という武部勤幹事長、「それに比べ半分くらいの顔の」安倍晋三幹事長代理らVIPな面接官が並んで座っていた。
「落ちても何回も挑戦できる?」と覚悟を迫るなど威圧感たっぷりの武部氏。対照的に安倍氏は「お子さんがいらっしゃるなら学校も大変ですよ」と終始スマートな振る舞いだったという。「あとは簡単な志望動機だけ。政策の話はない」まま10分程度で面接は終了した。
それから2時間半、別室で待たされ、再び総裁応接室に呼ばれると、世耕氏から「どれほど票が取れるか」「会社経営している友人はいるか」など踏み込んだ質問を受けた。結局、その日に結果は伝えられず、夕食に出されたうな重を完食し、党が用意した宿舎で一泊。
翌日、党本部で世耕氏らから選考見送りを告げられた。「仕事を休んで泊まったあげくに落ちちゃって…。でも志があればコネも地盤もない何もない自分でも可能性があるとわかった」
◆太蔵議員の場合…党本部に通い詰めアピール
「厳密には面接してません。彼は締め切りに間に合わなかったんで、お断りしたんですよ」世耕氏によると、緊急公募を経て当選したはずだった杉村太蔵議員が、実は締め切りに遅刻していたことが明らかになった。
太蔵氏は自身の8月28日付ブログで、会社で仕事中に、自民党のホームページで公募情報を見つけ「自分が思っていることを書いてみて、送ってみたんですよ。これが8月16日の締め切りの日だった」とあたかも滑り込みセーフをにおわせる書き込みをしていた。
ところが関係者によると、応募を断られた太蔵氏は17日以降、党本部に個人的に通い詰め、執念をアピール。熱意に胸を打たれた武部氏ら執行部の配慮で、特例で面接までこぎつけた。そんな苦労があったそぶりなど一切見せないあたりは、さすがは自称「幅の広い男」だ。
太蔵氏の論文を読んだという世耕氏は「粗削りだけど論旨はコンパクト。小泉改革に参画したい熱意は感じる」と感想を述べ「他の論文と比べても1次審査は通過するレベル」と武部氏に伝えた。
だが遅れてきたルーキーに「小選挙区はいかがなものか」と難色を示す声もあり、当選絶望と予想された比例名簿下位に載せる措置にとどまった。「党の機関で政策を勉強してもらって次回に満を持して臨ませるはずだった」と世耕氏は想定外の当選だったことを明かす。
当選後の度重なる“タイゾー節”に「カチンときてました」という世耕氏はマスコミ対応に追われる太蔵氏から「助けてください」と泣きつかれたという。「自分でまいた種は自分で刈るべき」と突き放したが、その後「フリーター、ニート世代の政治家として勉強していきたい」と反省の色がうかがえた太蔵氏に記者会見をセット。新人議員史上初の“所信表明”会見をそばで見守った。
すでにフリーター、ニート対策の専門家から「杉村さんにぜひ教えたい」という“ラブコール”も届いているという世耕氏。「名簿に載せた党の責任として」全面的にサポートしていく考えを示した。
2005年10月02日08時15分
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杉村太蔵衆院議員が公募に合格したのは、バックの「日本歯科医師会」が持つ政治資金が狙いだったのでは?板垣英憲
http://www.asyura2.com/0505/senkyo14/msg/1376.html
投稿者 TORA 日時 2005 年 9 月 30 日 13:57:45: CP1Vgnax47n1s
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