★阿修羅♪ > 日本の事件18 > 918.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: <殺人>5歳の2人刺され死亡、別の母親を逮捕 滋賀(毎日新聞) 投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 2 月 17 日 14:12:17)
□母親の相談放置 園長ら対応の不備を陳謝 [毎日新聞]
滋賀園児殺害 母親の相談放置 園長ら対応の不備を陳謝 (毎日新聞)
滋賀県長浜市の園児殺害事件で、被害園児の母親が昨年9月、鄭永善容疑者(34)=殺人容疑で逮捕=がグループ送迎メンバーに復帰したことに対する不安を、市立神照(かみてる)幼稚園に訴えていたことが分かった。武友若奈ちゃん(5)の祖父はこの相談に園がどう対応したかの確認などを市に求めたが、中川明園長は相談はなかったとしていた。中川園長は23日に会見して相談の事実を認め、市教委は「(被害家族の)思いに気が付かなかった」と対応の不備を陳謝した。
一方、事件の4日前には鄭容疑者が長女(5)の様子が心配だとして、同園に相談していたことも判明。鄭容疑者は「自分の子供が他の子供になじめない。だから(周りにいる)子供を刺した」と動機に関して供述しており、被害家族からの相談とあわせ、園側の対応が問われそうだ。
若奈ちゃんの祖父の申し入れを受けて市教委が調査し、中川園長と会見して明らかにした。
同市の市立幼稚園では事件前、4、5歳児はグループ送迎としており、鄭容疑者も昨年4月から、近所の3家族と交代で車での送迎を始めた。しかし、同6月から鄭容疑者の希望もあって1人だけ個別送迎にした。
被害園児の母親の相談は、鄭容疑者が同9月にグループ送迎に復帰した直後で、職員に「車の送迎は危ない」などと話した。この母親たちは「(鄭容疑者が)何をするか分からないと思っていた。『いつか交通事故が起きるのでは。事故が起きたらどうするのか』と言ったが、(聞き入れられず)グループ送迎を押し付けられた」などと話しているという。
一方、鄭容疑者は今月13日夕、幼稚園で担任の職員に「娘は(他の子と比べて)劣っていないか」と質問。同様の相談は昨年12月にもあり、「縄跳びを3回も跳べる。大丈夫」などと言うと、「最近、夫は仕事で忙しい。家族は皆、中国。日本にいる姉と時々(電話で)話しているが、あとはきゅっとなって、こたつにもぐっている」などと話し、約1時間後、「すっきりした。また話がしたい」と言って帰った。
会見で中川園長は「私の不徳のいたすところ。お許しください」と謝罪。市教委側は「命を守る態勢が十分でなかった」と話した。
若奈ちゃんの祖父は会見の内容を聞いて、「容疑者からの相談があったのなら、園側も何らかの対応を取ることができたはず。どうして気付けなかったのか。他にも(異変に気付く)手掛かりがあったのではないか。悔やんでも悔やみきれない」と話した。