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朝日新聞からhttp://www.asahi.com/national/update/0215/TKY200602150164.htmlより引用
男性教諭、二審も無罪 知的障害女児への強制わいせつ
2006年02月15日10時58分
勤務先の千葉県内の公立小学校で03年、知的障害のある女児2人の体を触ったとして強制わいせつ罪に問われ、懲役7年を求刑されたが一審で無罪となった男性教諭(46)=休職中=の控訴審判決が15日、東京高裁であった。高橋省吾裁判長は「被害状況に関する女児らの供述の信用性には疑問がある」と述べて検察側の控訴を棄却、一審に続いて無罪とした。
教諭は、知的障害児らの学級担任だった03年5月と7月、教室内でそれぞれ1人の女児にわいせつ行為をしたとして起訴された。捜査段階で容疑を認めたものの公判では否認に転じ、無罪を主張。知的障害がある被害女児の「教室内のカーテンで仕切られたスペースでわいせつ行為をうけた」などとする供述の信用性が争点となった。
高裁は「たとえカーテンを閉じたとしても、カーテンの下端と床の間にはすき間がある。教室には他の児童、教員もおり、すぐ発覚する可能性がある場所で犯行があったとする供述は不自然」と指摘。女児の1人の証言については「真実の記憶に反しているという疑問がある」、もう1人については「一部が想像の産物としか理解できない点がある」と述べた。