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□昨年7月邦人射殺 比で保険金殺人か 警視庁、50代知人ら捜査へ [産経新聞]
http://www.sankei.co.jp/news/morning/15iti001.htm
平成18(2006)年2月15日[水]
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昨年7月邦人射殺 比で保険金殺人か 警視庁、50代知人ら捜査へ
フィリピン北部のバタンガス州サントトマスで昨年七月、日本人の男性会社員が射殺された事件に、知人の日本人の男らが関与した疑いがあるとして、警視庁捜査一課がフィリピンに捜査員を派遣するなど、捜査に乗り出したことが分かった。男性には保険金がかけられていたことから、捜査一課は保険金殺人事件の疑いもあるとみて、十四日にこの男ら七人前後を別の事件で逮捕するなどして全容解明を進めている。
殺害されたのは、東京都在住の会社員、油科(ゆしな)孝章さん=当時(40)。男は、油科さんと仕事上付き合いがあったとされる五十歳代の日本人。
捜査一課やフィリピン国家警察の調べでは、油科さんは現地時間の昨年七月二十八日夜、バタンガス州に住む友人に会うため一人でホテルを出てタクシーに乗った。その後、幹線道路の路肩で背後から首を撃たれ血を流して死亡しているのを、ガソリンスタンドの警備員に発見された。
携帯電話がなくなっていたことから、現地警察は当初、強盗に襲われたとみて捜査していたが、その後、日本語を話す二人組の男が現場付近で目撃され、知人の男らに人相などが酷似していたことが判明。渡航記録から、男らが当時現地に滞在し、事件の翌日帰国していた事実を確認した。
このため現地警察は、男らが事件に関与した疑いが強いと判断。日本の警察当局に捜査情報を提供した。
捜査一課では、提供情報の精査や国内での情報収集を進めた結果、強盗被害に見せかけて殺害されたとの見方を強めており、現地警察との情報交換のため、今年に入り捜査員を派遣した。
サントトマスはマニラの南約六十五キロ。油科さんは昨年七月二十五日、フィリピン人の婚約者の親に会うため友人らと現地を訪れ、二十九日までマニラのホテルに宿泊する予定だった。