★阿修羅♪ > 日本の事件18 > 753.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
朝日新聞からhttp://www.asahi.com/national/update/0123/OSK200601230021.htmlより引用
患者のツメはがした元看護助手に実刑 京都地裁判決
2006年01月23日12時18分
京都市南区の十条病院(現十条リハビリテーション病院)で、入院中の患者6人のつめがはがされた事件で、傷害罪に問われた同病院の元看護助手佐藤あけみ被告(32)=京都市西京区川島六ノ坪町=の判決公判が23日、京都地裁であった。東尾龍一裁判長は「意思を表せない重症患者を狙った残忍かつ陰湿な犯行だ」として、懲役3年8カ月(求刑懲役6年)を言い渡した。
判決によると、佐藤被告は04年9〜10月、10回にわたって、同病院に入院していた30〜80代の女性患者6人の手足のつめ計49枚をはがして2〜3週間のけがを負わせた。
公判で弁護側は「厳しい労働環境の職場に適応できず精神的に落ち込み、心神耗弱の状態だった」と主張し、精神鑑定を請求したが、却下されていた。
東尾裁判長は「勤務のストレスで善悪の判断力が低下していたが、第一発見者を装うなどの犯行態様から責任能力はあった」と述べた。