★阿修羅♪ > 日本の事件18 > 641.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 足首に名前入りタグ=産着、毛布など公開−仙台新生児連れ去り(時事通信) 投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 1 月 07 日 16:42:29)
Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060107-00000013-maip-sociより引用
乳児誘拐 病院、過去にトラブル数件 恨みある者の犯行か
仙台市宮城野区の「光ケ丘スペルマン病院」(志村早苗院長)で6日未明に起きた生後11日の新生児連れ去り事件で、宮城県警仙台東署捜査本部は、犯人の男が直前に看護師にかけた言葉などから、病院に恨みを持ち無差別に新生児を狙った可能性があるとみている。また、逃走経路などから、内部構造を熟知した計画的な犯行とみている。一方、病院は捜査本部に、過去に数件のトラブルがあったとしており、同本部が関連を捜査している。
調べでは、男はマスクを着用、6日午前3時40分ごろ、産婦人科病棟3階の307号室で、同区の会社員、山田斉さん(27)の長男、柊羽(しゅう)ちゃんを連れ去った。
男はその約10分前に、同じフロアの看護師詰め所を訪れ、当直の看護師(26)に「ちょっとこれを読んで下さい」と院長の名前と病院へのクレームのような文面を記した漢字とカタカナ交じりのB5判大の用紙を示した。男は詰め所に入り、さらに隣の授乳室に向かおうとしたため、もう1人の看護師(49)と押しとどめたところ、「これは院長とわれわれの問題なので、騒がなければ何もしない」「院長も間もなく来ることになっている」と話した。
さらにスプレー缶のようなものを取り出し、「院長の自宅にも油をまいた」「病院にも火を付ける」と脅し、307号室に向かった。「火事だ」と叫び、母親(23)が驚いたすきに、産着姿の柊羽ちゃんを毛布などと抱いて連れ去った。男は詰め所とは反対方向の非常口に向かい、非常階段を使って逃走した。
同病院は、看病の人が出入りできるように職員通用口は鍵はかけていなかった。記者会見した志村院長は警備態勢について「事件が起きた以上、十分だったとは言えない」と語った。
同病院職員によると、病院は傾斜地に建ち複雑な構造。「よほど詳しいか、入念に下見をしなければ、夜間に真っすぐ病棟へ行くのは難しい」と指摘する。非常階段についても「一見、行き止まりのようになっている。構造をよく知っているのではないか」と話した。
柊羽ちゃんは身長約50センチ、体重約4000グラム。両足首には名前などを記したタグが付いていた。志村院長は「体温低下や水分、ミルクをきちんと与えているか心配だ。それがないと命にかかわる」と訴えている。【赤間清広、青木純、伊藤絵理子】
(毎日新聞) - 1月7日10時1分更新