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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060103-00000501-yom-soci
1998年7月に4人が死亡した和歌山市の毒物カレー事件で殺人罪などに問われ、1、2審で死刑判決を受けた元保険外交員・林真須美被告(44)の上告審で、オウム真理教の松本智津夫被告(50)(控訴中)の元主任弁護人で、死刑廃止運動にも取り組んでいる安田好弘弁護士(58)(第二東京弁護士会)中心の弁護団が結成されることが2日わかった。
拘置中の林被告は「再審も視野に入れて徹底的に闘う」と強調しているという。
林被告は、殺人や殺人未遂など8件で起訴され、1審・和歌山地裁は2002年12月、うち7件を有罪と認定し、求刑通り死刑を言い渡した。昨年6月の2審・大阪高裁も、林被告の控訴を棄却、死刑判決を支持した。
林被告の黙秘で捜査段階での被告調書がなく、捜査側の状況証拠だけで有罪認定されている、極めて異例の事件だけに、新弁護団には、1、2審の弁護人のうち2人も加わる。
安田弁護士は「1月末にも新弁護団に集まってもらい、今後の弁護方針を協議したい」と話している。