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(回答先: “教訓生かされてない” / 余部事故から19年 遺族ら「慰霊祭」 / 兵庫 (しんぶん赤旗) 投稿者 gataro 日時 2005 年 12 月 29 日 15:36:20)
特急脱線 捜索打ち切り 新たな不明者確認できず
JR羽越線特急脱線事故で、山形県警は三十一日、現場に残された乗客がいないか最終的に確認するため、消防と合同で現場付近を一斉捜索したが、新たな行方不明者は見つからなかった。県警は、ほかに行方不明者はいないとみて、事実上捜索を打ち切った。
県警では今後、原因の解明に向けた捜査を本格化させる。そのためには運行管理体制を中心に幅広く資料を押収する必要があるため、業務上過失致死傷容疑で、JR東日本の関係先を家宅捜索する方向で検討を始めた。
県警はこれまで、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会と合同で現場検証を実施。レールや枕木、車両に残る脱線の痕跡などを確認した。JR関係者からも任意で事情聴取し、運転士や車掌らから当時の状況を聴いたほか、関係資料の任意提出を受けた。
県警は五人が死亡、三十二人が重軽傷を負った事故の重大さに加え、強風など複雑な要因が絡むことを重視、資料を精査し慎重に捜査を進める方針だ。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/01na1003.htm