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□レコ大審査委員長・阿子島氏の評判 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1572780/detail
レコ大審査委員長・阿子島氏の評判
●元報知新聞記者
「日本レコード大賞」審査委員長、阿子島たけし氏(65)の事件は最悪の事態になっている。13日に自宅が全焼して、3日後に焼け跡から遺体で発見された。今月に入って阿子島氏に関する怪文書が乱れ飛んでいたことから憶測が憶測を呼び、業界では大騒動となっている。この騒動の中心となった阿子島氏はどんな人物だったのか。
阿子島氏は宮城県出身で65年に早大第一文学部を卒業して報知新聞社へ入社した。勤務したのは72年まで。退社後は音楽雑誌の編集長を経て76年からフリーの音楽評論家として活動していた。
「東北なまりが残っていて洋服も地味な物を身につけていて羽振りがいいということはなかった。二線級の歌手がショーを開いた時でもこまめに顔を出して評判もよく、とくに演歌に強かった」(事情通)
報知のOBで放送評論家の島野功緒氏も人柄についてこう言う。
「今月6日に報知のOB会があって彼が幹事をやってくれました。怪文書のことはまったく言わなかったし、元気な様子だったのに。彼は鼻っ柱が強くて好き嫌いがはっきりしているタイプ。レコード会社に対して“オレを接待しろ”なんて言う強引な人でもない。だからビックリです」
●奇々怪々な騒動
しかし、レコ大の委員長就任が囁かれだした今年前半から環境は一変したようだ。阿子島氏は5月に「歌謡曲はどこへ行く?」という本を出版して盛大な出版記念パーティーを開いた。この時は名だたるレコード会社や芸能プロの幹部が出席して「音楽業界のお祭りのようだった」(芸能プロ関係者)という。
今月に入って立て続けにマスコミ各社に送られた怪文書には「業界の有力筋の何人かに顧問料をねだった」「ゴルフや韓国ツアーをメーカーに強要した」といった金に汚い一面が記されていたが、業界関係者との間で何らかのトラブルがあった可能性もある。「彼は特定のレコード会社や芸能プロとくっついて動いていた」という声もあり、委員長というポジションを得た影響は大きかったようだ。
阿子島氏の周辺でざわめく奇々怪々な騒動はまだナゾだらけである。
【2005年12月19日掲載】
2005年12月22日10時00分