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(回答先: 連続女性監禁事件の小林被告が2カ月で離婚 [サンケイスポーツ] 投稿者 white 日時 2005 年 12 月 20 日 11:10:23)
□監禁皇子、反省ゼロ「すべて否認します」真っ白スーツに茶髪 [サンケイスポーツ]
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200512/sha2005122001.html
監禁皇子、反省ゼロ「すべて否認します」真っ白スーツに茶髪
「すべて否認します」−。“監禁皇子”は自信満々に、起訴事実を否認した。世を震撼させた連続女性監禁事件で、監禁致傷と傷害などの罪に問われた無職、小林(石島に改姓)泰剛被告(25)の初公判が19日、東京地裁で開かれた。真っ白のスーツ上下に白い派手なドレスシャツと、法廷関係者の度肝を抜く白ずくめの衣装。逮捕時の長髪のまま手ぶり激しく芝居がかった口調…。法廷でも“皇子様”健在だった。
◇
小林被告が入廷した瞬間、傍聴席の誰もが目を疑った。
真っ白のスーツ上下に縦じまの白い派手なドレスシャツ、その下にも白のタートルネックのセーター。まさかの全身白ずくめ。パーティーかコスプレショーのような扮装(ふんそう)で、刑事被告人としては到底あり得ない格好だったからだ。
しかも今年5月の逮捕時の長い茶髪はそのまま伸ばしたように肩にかかり、根元は染めていないため黒い。かつて「皇子」と呼ばれた不遜さは、今も変わらない様子だった。
女性4人に対する監禁で起訴された小林被告。「女性と一緒にはいたが、不法に監禁はしておりません」と起訴事実4件すべてを全面否認したが、罪状認否の方法も独特の皇子流だった。
「個々に陳述させていただきます」と言うと、右手にメモを持ち起訴状を読み上げながら、途中で区切って「そのような事実は一切ありません」「女性を呼び出したことはありません」などと、いちいち否定。空いた左手で時折激しく手ぶりを交え、熱弁をふるう。
起訴状に記載された、被告が発した「逃げたら殺す」などの脅迫文言の部分は、まるで舞台役者のセリフのように抑揚をつける芝居がかった口調で読み上げた。その上で「私はそのようなことを一切言っておりません」と、まさにけれんみたっぷり?に否認した。
髪をかき上げたり、起訴状の上に落ちたチリを「フッ」と息で吹き払ったり…。手をみけんに当てる、逮捕連行時にカメラの前でみせたようなお得意のポーズも。罪状認否だけで約20分を費やし、さながら皇子様ワンマンショーだった。
監禁自体は「女性が自分の意思で来た」「いつでも逃げられる状態だった」と自信満々に主張。4人のうち1人に手首を切るよう強要した点は「私がいない間に勝手に切った」と強調した。
検察側は冒頭陳述で、小林被告が4人に対し、気絶するまで殴る蹴る▽性的虐待を繰り返す▽犬用の首輪をつける▽全裸でベランダに出す−など“非道”の数々を指摘。4人のうち3人は心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負った被害の現状を明かした。
異例ずくめの皇子様劇場。2回目以降は一体どんな芝居をうつのか…。
★現姓石島
被告は養子縁組で小林姓を名乗っていたが、事件後に縁組を解消され、現在は元妻の姓を名乗っている
★被害女性3人がPTSDを発症
被害女性4人のうち、女性Dを除く3人はPTSDを発症。睡眠障害や過度の警戒心を示すほか、被害を思い出すと呼吸困難や頭痛、めまいなどの症状が出ているという。
起訴されたのは4人分だが、実際には小林被告は平成15年からの2年間で十数人もの女性を自宅やホテルに誘いこんでいたとされる。巧妙に監禁罪に問われないよう、部屋に鍵を掛けず逃げ出すのが可能な状態にしており、捜査は困難を極めた。また家庭の事情や、事情聴取を苦にして被害届を取り下げる女性もいた。こうした女性たちの中にもPTSDの症状がみられるケースがあるという。
起訴された事件の概要
(1) 携帯のサイトで平成15年8月ごろ知り合った都内の高校2年少女A=当時17歳=を、15年12月に当時被告が住んでいた青森県五所川原市に呼び出し、同市や青森市のホテルで同月12―15日に監禁しPTSDにさせた。
(2) 被告は16年3月に上京。携帯のサイトで15年10月ごろ知り合った兵庫県赤穂市の少女B=同17歳=を上京させ、3月8日―6月19日までの間、都内ホテルや東京都足立区の自宅マンションで監禁。PTSDに。
(3) 16年8月、都内のコスプレイベントで知り合った都内の無職女性C=同22歳=を自宅マンションに呼び出し、8月23日―12月16日に監禁。PTSDにさせた。
(4) 16年11月、女性Cを使ってコスプレイベントで都内の無職女性D=23歳=を誘い出し、自宅で女性Cとともに11月22日―12月2日まで監禁した。
監禁の手口、脅迫文言
(1)少女Aに対して
★「オレのために死ねるか。このまま殺してもいいんだぞ」
★「お前の家をつぶす。家族も皆殺しだ」
★「ご主人様の言うことが聞けないのか。俺に全てを尽くすという誓約書を破るのか。1000万円の賠償金を親に請求する」
★被告と少女がやりとりするだけのためのホームページを開設させる
(2)少女Bに対して
★有名芸能人と親戚あるいは友人だ、とのウソで気を引く
★「オレがお前を生きさせてやってるんだ。お前をつぶすのは簡単だ」
★少女を「家畜」呼ばわり
★頭髪をつかんで浴槽に頭をつける
★頭髪を不ぞろいに刈り、大型犬用の首輪を首に付け鎖につなぐ
(3)女性Cに対して
★女性を「メイド」と称し、室内で全裸か下着1枚で過ごさせる。寒い時期に全裸でベランダに閉め出す
★「オレにはヤクザより怖いバックが付いている。オレが言えば何でもやる」
★「手首を切って死ね」と脅し、手首を刃物で切らせ、状況を携帯のカメラで撮影
(4)女性Dに対して
★女性Cを使って、女性Dが当時同せいしていた男性に別れる旨を電話で告げさせる
★実家に電話させ、すてきな人と出会ったので結婚することになりそうなどと話させる
★「お前が逃げたりしたら、組織の者が黙っていない」
※起訴状、検察側の冒頭陳述より