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(回答先: 異例の教室移動、可能に 容疑者、塾内講師で最古参(京都新聞) 投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 12 月 13 日 19:17:41)
日刊スポーツからhttp://www.nikkansports.com/ns/general/p-so-tp0-051211-0001.htmlより引用
小6女児刺殺「気持ち悪いと嫌われ…」
京都府宇治市の学習塾「京進宇治神明校」で10日、生徒の堀本紗也乃(さやの)さん(12=同市立神明小6年)が刺殺された。殺害したのは同塾のアルバイト講師で同志社大4年の萩野裕容疑者(23)。「以前から気持ち悪いと言われショックを受けた」「教室で1対1になり『あっち行って』と言われ、かっとなってやった」などと供述している。凶器の包丁は1週間前に購入しており、同署は計画的犯行とみて追及している。
京進宇治神明校ではこの日午前9時から中学入試の模擬試験が予定され、2階の106教室には13人の生徒が集合していた。しかし、萩野容疑者は8時55分ごろ、「国語のアンケートを取る」と12人を101教室に移し、今月から国語の授業の受講をやめた紗也乃さんだけを教室に残した。2人きりになると施錠し、刃渡り17センチの出刃包丁で紗也乃さんの首や顔など数カ所を刺した。
萩野容疑者は自分の携帯電話で「子どもを刺した」と110番通報。救急車のサイレンで異変を察知した別の講師が、教室の鍵を開けるよう説得すると、ドアが開き、携帯電話を手にした血まみれの同容疑者が立っていたという。紗也乃さんはあお向けに倒れていた。
現場の教室内を映す事務室のモニターは主電源のプラグが抜かれており、教室には凶器の包丁以外に、同じ長さの包丁1本と長さ約30センチのハンマーが落ちていた。同容疑者は「以前から気持ち悪いと言われ、ショックを受けた。教室で1対1になり『あっちに行って』と言われカッとなった。包丁は家から持ってきた」と供述している。包丁は1週間前に購入しており、同署は紗也乃さんに危害を加える目的で、凶器を準備した計画的な犯行とみている。
同容疑者と紗也乃さんはかつて「親子みたいにしゃべっていた」「笑いながら職員室のカウンターで勉強を教えてもらっていた」というが、夏ごろから紗也乃さんは「先生が嫌で授業を受けたくない」と言い出すようになった。同容疑者も同僚に「素直に指示に従わない」と漏らし、約2週間前には同容疑者がほかの生徒の前で問題集を忘れた紗也乃さんを「何で約束破んねん」としかりつけたという。担任の女性講師を交え3人が話し合い、紗也乃さんは12月から同容疑者が担当する国語の授業だけを受けなくなった。この日のテストも、校長の判断で同容疑者は監督から外されていた。同容疑者が紗也乃さんにセクハラをしていたとの情報もある。
同容疑者は03年6月、同志社大の図書館で、女子学生のかばんから財布を盗んだのが見つかり、取り押さえようとした警備員をけがさせたとして強盗致傷容疑で逮捕され、03年10月から今年3月まで停学処分となった。かつて同容疑者自身通っていた同塾で講師のアルバイトを始めたのは停学直後の03年11月だった。
接見した同容疑者の弁護士は「紗也乃さんに申し訳ない。合格させてあげたかった」「精神科に通院中で薬を服用していた」と話したことを明らかにした。
[2005/12/11/09:07 紙面から]