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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051209it15.htm
東京都世田谷区で2000年暮れ、会社員宮沢みきおさん(当時44歳)一家4人が殺害された事件から、まもなく丸5年となる9日、警視庁成城署特捜本部の捜査員が、報道陣の取材に応じ、事件解決の決意を語った。
5年間の捜査で、家族には犯行に結びつくトラブルが見当たらないことから、特捜本部は「えん恨ではなく金銭目的の犯行」との見方を強めており、広く情報提供を求めている。
特捜本部によると、宮沢さん方は、収納棚、整理ダンス、納戸のほか、食器棚や冷蔵庫まで物色されていた。室内に残っていた現金は、1階の本棚にあったビニール袋入りの6万1000円と2階の廊下に散らばるなどした小銭約2000円だけで、財布の中の現金や記念硬貨など約20万円が奪われていた。
2階浴槽には、空の財布、50円前後だけ入った小銭入れ、鍵、バッグなどが投げ込まれていたことから、犯人は金目のものを選別していたとみられる。
また、2階居間のソファの上に夫妻の運転免許証が置かれ、近くにキャッシュカードやクレジットカードなどが散乱していたことから、犯人がカード類の暗証番号を調べていた可能性があるという。
この日、宮沢さん方近くで報道陣の取材に応じた捜査1課の末吉信夫・警部補(52)は、「長女のにいなちゃん(当時8歳)の小さな手にも、犯人の刃(やいば)から身を守ろうとしてできた傷があった。犯人をとことん追い込んで、必ず捕まえる」と誓う。成城署の栗山長尚・巡査長(38)も「捜査は止まっていたわけではない。必ず犯人にたどり着き逮捕する」と力を込めた。
(2005年12月10日1時36分 読売新聞)