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栃木小1殺害:遺体背中に犯人の手の跡? 血液付着
栃木県今市市の同市立大沢小学校1年、吉田有希ちゃん(7)が殺害された事件で、茨城県常陸大宮市の雑木林に遺棄された遺体の背中に、血の付いた手で触ったような跡が残されていたことが、栃木、茨城県警合同捜査本部の調べで分かった。捜査本部は付着していた形跡を詳しく調べ、犯人につながるものがないか詳しく調べている。
調べでは、遺体は2日午後2時ごろ、常陸大宮市三美の林道から約10メートル下の斜面で、左側を下にした状態で発見された。背中に女児のものとみられる血液が付着しており、一部に手で触ったような跡があった。
捜査本部は、血の跡の位置から、犯人が遺体を抱き抱えたか、斜面に置いた際についたとみて詳しく調べている。
一方、遺棄現場近くの林道に、約50メートルにわたって点々と付いていた血痕は、すべて動物のものと確認された。遺棄現場周辺には、女児と同じO型の血液が確認された。
捜査本部は、犯人が遺棄現場のすぐ近くまで車で進入してから遺体を降ろし、林道下の斜面まで運んで遺棄した可能性が高いとみている。林道は未舗装で道幅は狭く、見通しも悪いため、捜査本部は、犯人は現場に土地勘があり、地理に詳しいとの見方をさらに強めている。【村上尊一、土屋渓】
毎日新聞 2005年12月9日 3時00分