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栃木女児殺害、犯人は猟奇的性向…事件から1週間
栃木県今市市立大沢小学校1年吉田有希ちゃん(7)が殺害された事件は、8日で発生から1週間となる。栃木、茨城両県警の合同捜査本部は、残虐な手口からいたずら目的ではなく、初めから殺害を目的とした“猟奇的”犯行との見方を強めている。
また、捜査本部の調べで、遺体から採取した成分は皮脂が混ざった汗と判明、犯人につながる重要な手がかりとみてDNA鑑定を行う。
有希ちゃんは、胸付近を中心に10か所前後刺され、一部は背中まで達していた。凶器は幅2センチ未満の鋭利な刃物とみられている。ほおなどにも殴られたか強く押さえつけられたかのような皮下出血の跡が数か所あった。有希ちゃんはこの間、粘着テープで手を縛られるなどしていた疑いがある。
抵抗する力もない女児に対し、なぜ、これほどまで執拗(しつよう)だったのか。捜査本部は「最初から殺人を目的とした猟奇的、残虐的な性向を持つ人物の可能性がある」との見方を強めている。
有希ちゃんの周辺では数々の不審者情報が浮上しており、この中に、犯人への手がかりが含まれていることも十分考えられる。通学路では事件前日の11月30日午後、折り畳み式自転車に乗って女児に声を掛ける40代の男が目撃されている。
自宅から1キロ余のJR日光線下野大沢駅前では同月16日午後、友だちといる有希ちゃんが目撃され、「きれいな目をしたお兄ちゃんを待っている」と話していたという証言もある。
(読売新聞) - 12月8日3時5分更新