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栃木小1殺害:前日に現場周辺下見の可能性
栃木県今市市の同市立大沢小1年、吉田有希ちゃん(7)が殺害された事件で、犯人が有希ちゃんを連れ去る前日の11月30日、現場周辺を下見していた可能性があることが、栃木、茨城県警合同捜査本部の調べで分かった。同日午後には、有希ちゃんが行方不明になったアパート駐車場周辺で不審な男が目撃されている。捜査本部は、県内の高速道路のインターチェンジ(IC)入り口8カ所の同日のビデオ提出を求め、分析を進めている。
調べでは、有希ちゃんは1日午後2時50分ごろ、今市市木和田島のアパート駐車場で連れ去られたとみられる。アパートは昼は留守宅が多く、周囲を雑木林で囲まれているため人目に付きにくい場所。30日午後3時ごろには、折り畳み式自転車に乗り、眼鏡をかけヒゲを生やした不審な男が目撃されている。また、約1週間前から複数回、白い不審な駐車車両が目撃されている。
捜査本部は、犯人が事前に入念な下見をしていたとの見方を強めており、犯行日の前日に最終的な下見をした可能性もあるとみている。捜査本部は5日、東北自動車道の矢板−佐野藤岡間と、北関東自動車道の都賀−宇都宮上三川間のIC計8カ所の入り口に設置されたビデオカメラ映像の提出を東日本高速道路に求め、分析を急いでいる。
一方、有希ちゃんの手に縛られた跡があり、顔に殴られたような跡があることが分かった。捜査本部は遺体に付着した遺留物をDNA鑑定し、分析を急いでいる。【吉井理記、戸上文恵】
毎日新聞 2005年12月6日 15時00分