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栃木小1殺害:最後の食事が給食、1日殺害か
栃木県今市市の同市立大沢小1年、吉田有希ちゃん(7)が殺害された事件で、有希ちゃんが最後に取った食事は1日昼の小学校の給食だったことが、栃木、茨城県警合同捜査本部の調べで分かった。胃の内容物の消化状況などから、有希ちゃんは行方不明になった1日のうちに殺害された可能性が高い。また、犯人が遺体を遺棄したのは2日朝以降との見方が強まり、捜査本部は犯人の足取りなどを調べている。
捜査本部が遺体を司法解剖した結果、胃から確認されたのは給食の一部だった。この日のメニューは、わかめご飯やごぼうサラダ、ミートかぼちゃだった。完全に消化されてないものも含まれていた。
一方、遺棄現場付近は道が細いうえ外灯もなく、夜は極めて見通しが悪い。捜査本部は、こうした現場の事情や遺体の状況から、犯人は、2日朝以降に遺体を遺棄した可能性が強いとみている。
また、捜査本部が遺棄現場付近の血液反応を調べたところ、現場脇の林道に血痕が点在していることが確認された。血痕は少量で比較的新しく、胸を10カ所近く刺された有希ちゃんのものとみられる。遺棄現場は県道から約200メートル東に進んだ林道からさらに細い林道を約50メートル南下した地点。この分かれ道までの約200メートルは舗装されているが、舗装道路には血痕がなかった。犯人は舗装が途絶える地点まで車で進入し、その後、遺体を抱えて細い林道を約50メートル歩いたとみられる。【土屋渓、長野宏美】
毎日新聞 2005年12月5日 3時00分 (最終更新時間 12月5日 3時11分)