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(回答先: 胸狙い何回も刺す=深く心臓に、失血死−同級生と別れすぐ拉致か−栃木女児殺害(時事通信) 投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 12 月 04 日 13:53:56)
Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051204-00000000-san-sociより引用
栃木女児、死因は失血死 異様な反社会・残虐性 発見現場林道に血痕
栃木県今市市の小学一年、吉田有希ちゃん(7つ)殺害事件で、遺体が見つかった茨城県常陸大宮市の山林と県道の間の林道に、約三百メートルにわたり血痕が残っていたことが三日、栃木、茨城両県警の合同捜査本部の調べで分かった。捜査本部は犯人が殺害後間もなく、県道から遺体を徒歩で運んだとみている。司法解剖の結果、有希ちゃんの死因は心臓を刺されたことによる失血死で、ほぼ即死とみられることも新たに分かった。
調べでは、遺体は県道から林道を約三百メートル入った山林の斜面で全裸の状態で発見。林道の数カ所で血痕が見つかった。
遺体発見現場から林道で警察犬が反応しており、捜査本部は、犯人が林道入り口まで遺体を車で運んだとみている。
司法解剖で、心臓に達する刺し傷が致命傷となったことが新たに判明。死亡推定時刻は、行方不明になった一日午後から二日朝までの間としている。他にも刺し傷や切り傷が五カ所以上認められ、捜査本部は犯人の執拗(しつよう)な殺意を注視している。
有希ちゃんは普段、学校から約一キロ離れた三差路で友人らと別れた後、近道になる杉林内の砂利道を通って帰宅していたといい、捜査本部は警察犬を投入して付近を捜索。三差路から百二十メートル行った砂利道に曲がる前の場所で有希ちゃんの痕跡が消え、警察犬が反応を示さなくなった。付近の住宅への聞き込み捜査でも、三差路で友人らと別れた後の有希ちゃんの目撃情報は出ていない。
このため捜査本部は、犯人は有希ちゃんを拉致後、今市市から常陸大宮市まで車で移動した可能性が高いとみて捜査。両市を結ぶ国道123号沿いのコンビニ店などに防犯ビデオの任意提出を集中的に要請、不審者の割り出しを急いでいる。
◇
■広島逮捕の翌日/抵抗ない児童刺殺
広島の女児殺害事件でペルー人容疑者が逮捕された翌日に、同じ小一の吉田有希ちゃん(7つ)を標的にした犯人。子供を被害者にする残虐な犯行への批判が社会的に高まっている時期を、あえて犯行の時期に選んだ行動からは、犯人の異様な反社会性がうかがえる。
犯人は有希ちゃんの胸を深く刺し、失血死させた。しかも刺し傷は複数だ。一般的に幼児殺害事件では、首を絞めて殺害する手口が目立ち、「刺殺」は多くない。「絞殺は被害者に抵抗されやすいが、力の弱い幼児はほとんど抵抗できないから、犯人が出血のない殺害手段を選ぶ傾向がある」(専門家)ためだ。
しかし有希ちゃん殺害犯人は包丁のような鋭い刃物で何度も刺し、大量に出血させた。その手口は、犯人の強い残虐性を伝えてくる。同時に、凶器を用意するという計画的犯行だったことを物語る。
有希ちゃんが連れ去られた現場の栃木県今市市から遺棄現場の茨城県常陸大宮市までは直線距離で約六十キロ。国道293号など実際の道路を走れば、最短でも百キロ近い距離。バスや鉄道などの公共交通機関を利用するには不便な場所で、車がないと犯行はほとんど不可能だ。
連れ去り、遺棄の両現場は樹木がうっそうと茂り、薄暗い場所。人通りもほとんど皆無で、住民も「よほど土地勘がある人しか通らないのでは」という。犯人は現場周辺に住居などの生活の拠点があるか、ドライブなどが趣味で北関東の地理に通じている者である可能性が高い。
連れ去り現場に近い有希ちゃんの通学路では、一週間ほど前から不審な車が止まっているのが何度も目撃されていた。犯人が車での連れ去りを計画し、事前に何度も下見に来ていたとも考えられる。
有希ちゃんの衣服、眼鏡、ランドセルなど携帯品が見つかっていない。犯人が身元発覚を恐れてわざわざ有希ちゃんの生活圏から離れた場所に遺体を遺棄し、身元特定につながる携帯品を隠した可能性が考えられる。だとすれば、有希ちゃんと面識のある人物が捜査線上に浮かぶことになる。一方で、犯人が女児に異常な執着を持っている可能性も捨てきれない。
(産経新聞) - 12月4日3時6分更新