★阿修羅♪ > 日本の事件18 > 336.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
この事件には、何か引っかかるものを感ずる。
「感ずる」と言うほかないのが今の事件についての進展なのだが。
思い切って、踏み込んで「政治的な解釈」をしてみます。
「勘ぐり」を読むつもりで参考にしてください。
まず、いくつもの「点」を提示します。
そして、その点を繋ぐ「破線」を提示します。
「破線」は私が勘ぐるところの「筋・論理」なのですが、
実態ではなく、私の思考の産物ですから、「実線」ではなく、「破線」なのです。
点とは、
1.ペルー人の「ピサロ容疑者」
2.自衛隊員の子供である「あいりちゃん」
3.元ペルー大統領の「フジモリ氏」
4.フジモリ氏を裏では支援しているであろう「日本政府」
5.進行しつつある「憲法改悪準備策動」と条文案の「自衛軍」
6.来年に現実化し得る「自衛隊のサマワ撤退」
7.米軍再編と日本駐留の質的強化、準占領軍へ
8.小泉ショー政権の日常的な「ショー」と提供
9.外国人やテロリスト?への警戒感や恐怖感が煽られている
これらが、私の疑り深い頭脳による「勘ぐり」で繋げる事が出来るのです。
ピサロ容疑者が真犯人であるかどうかは現時点では判りません。
時間の経過が必要です。裁判が開かれてから、自白を撤回するかもしれません。
今日の毎日新聞の記事によると、彼は「…ヤギは異父兄の名前だ。私はペルーでわいせつ事件はしておらず、服役したこともない」と話しているとの事です。
彼は「嘘つき」との報道が何故か流れているので、この記事の伝える事も世間からは疑いの目で見られる事になるでしょう。
私は、彼がどのような人物であれ、
「日本とペルーを結ぶ何らかの工作が存在する可能性がある」と
考えている。
フジモリ氏とピサロ容疑者の線です。
つまり、日本のペルーへの工作の存在を疑うのです。
フジモリ氏のチリ入りは、彼一人の行いとは思えない。日本政府の表立たない支援がある筈ではないのか。
ペルーにフジモリ大統領が帰り咲けば、日本はペルーつまり南米に影響力を拡大させる事が出来る。
その事は、米国にとっては喜ばしい事だ。米国は中南米から反撥を受けているのだから。
あたかも米国の属国の観を呈している小泉日本の南米への影響拡大は喜ばしい筈だ。
日本のペルーへの工作はフジモリ氏の日本滞在中の過去何年かに亘って行われてきたと考えられるわけであり、
ピサロ容疑者は、
「その過程で日本へ呼び込まれた人物である可能性」がある。
彼が、正常人であろうが、異常性格であろうがそれは構わないのだ。
「使える人間」であればそれでよいのだ。
誰か別の真犯人があいりちゃんを殺害し、彼に擦り付けても、
また、もし彼が異常性格の人物であれば彼に犯行を起こさせてもよい。
とにかく「ガイジン」に警戒感や恐怖感を持たせる効果を今回の事件はもたらしたのだ。
しかし、これが計画された意図されたものではなかったとは言い切れないだろう。
なにしろ、被害者は「お国を守る自衛隊員の子供」である。
「自衛隊」(先の「自衛軍」?)に注目が集まる事は自然の成り行きなのだ。
ガイジンによる凶悪事件への恐怖感も拡大した。人々はこれを「テロへの恐怖感」へと拡大させてゆくのだ。
かくして、
「改憲」と「軍国主義化」へのマイナス・エネルギーが国民の心の中に醸成される。
また、今回の事件は「恐怖のショー」としての役割も果たしてしまっている。
似たような事件が、栃木県でも起きてしまった。
これは、真似た物であるのか、または計画的な謀略をも疑うべきものであるのか判明しないが、疑う必要はあるだろう。
欠陥建築、アスベスト被害、タミフル被害とインフルエンザへの「恐怖」
これらは、救済について政府は国民の血税から出すのであるから、政治家も官僚もなんら困る事は無い。
大切な事は、これらの「恐怖」が政権維持の為に必要とされている筈であるという事だ。
何故必要かとかと言えば、
国民の目を誤魔化してを騙すためである。
国を駄目にする弱体幽霊せいけんであるから、ショーを出し続けなければ続かないだろう。
「恐怖」が蔓延する事を喜ばしいと思う奴らが居る筈だと私は思う。
「ひどい勘ぐりだ」と思っていただいて結構だ。
私は真剣に勘ぐっているのだ、とだけは言っておく。
2 81 +−