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犯人はセクハラ大魔王…同僚南米人女性に強引キス
小1女児殺害
広島市安芸区の小学1年の女児(7)が下校途中に殺害された事件で、女児の衣類に付着していた汗と皮膚組織をDNA鑑定した結果、殺人、死体遺棄容疑で逮捕されたペルー人、ファン・カルロス・ピサロ・ヤギ容疑者(30)のものと一致したことが1日、広島県警捜査本部の調べで分かった。一方、関係者によると、ピサロ容疑者は、解雇された職場で、とんでもないセクハラ魔だったことなど、異常な性癖が分かってきた。
「スケベで金にうるさい。同じ南米人として恥ずかしい」
ピサロ容疑者を広島県海田町の自動車部品工場へ派遣していた人材派遣会社のブラジル人男性は、そう話した。
ピサロ容疑者が10月下旬まで登録していた海田町の人材派遣会社によると、同容疑者は今年7月18日から10月24日まで、同町の自動車部品工場に勤務していた。
工場は従業員600人のうち200人が外国人で、同僚の南米人女性に強引にキスを迫り、職場でたびたび問題になっていたという。
派遣会社で事務を担当しているブラジル人男性(27)は「あいつは(166センチと)背が低いからか、同じように背が低くてかわいい感じの女の子が好みだった。嫌がる19歳の女の子のほおに強引にキスして、ニヤニヤしていた」と話す。
また、普段はおとなしいものの、怒りっぽく、同僚男性に暴言をはき、つかみ合いになったことも4回ほどあったという。
「自分が工場を休んでクビになったのに、会社に給料を催促してきた。『支払えない』というと、『表に出ろ』と怒鳴られた。でも給料を支払ったとたん、態度を変えてヘコヘコしだした」(ブラジル人男性)
また、派遣会社の社宅近くに住む元同僚のブラジル人男性(23)は、ピサロ容疑者が「異常に清潔好きだった」と証言する。
同容疑者は10月末に無断欠勤などを理由に派遣会社を解雇されるまで、海田町にある社宅に住んでいた。社宅は2階建てのワンルームのアパートで、家賃は3万円だったが、暇があれば掃除をしている姿が目撃されていた。
男性は「休みの日は玄関を半日近く掃き掃除して、まめに布団も干していた。1人で住んでいるのに回数が多すぎて、ちょっと神経質すぎるように見えた」と話す。
一方、「おとなしくて親切な人だった」というピサロ容疑者の別の一面を証言するのは、広島市内で多国籍料理店を経営するペルー人女性(40)。
女性は7月上旬、友人に連れられ、来店した同容疑者と知り合った。友人から「ペルー料理が得意」と紹介されたため、同月31日と10月30日にペルー人約40人を集めたパーティーをした際、ペルー料理を作ってもらった。
「魚のセビーチェ(カルパッチョ風料理)や肉料理を4品ほど作ってもらったが、手際がよかった。『プロではないが、好きなので昔から料理は得意』と話していました」と振り返る。
パーティーでは調理に専念し、飲酒などもせず、謝礼として渡した5000円を持って帰ったという。女性は「普通の人に見えた。今でも事件が信じられない」と話している。
ZAKZAK 2005/12/01