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<広島小1殺害>逮捕直前「退職金取りにいけない」と電話
広島市安芸区の小1女児(7)殺害事件で、殺人などの容疑で逮捕されたペルー人、フアン・カルロス・ピサロ・ヤギ容疑者(30)が先月30日未明に逮捕される直前、今年10月まで勤めていた人材派遣会社に、「10月に辞めた会社の退職金を受け取りにいけない」と電話で連絡していたことが1日、分かった。ピサロ・ヤギ容疑者はその際、「(金は)親類に渡してほしい」と依頼し、受け取りに行けない理由を「仕事が忙しいから」と説明したが、実際には失業状態だった。捜査が身辺に及んだのを察知して行方をくらまそうとした可能性があるという。
電話があったのは逮捕される前日の29日。受取日は逮捕翌日の12月1日だった。
調べなどによると、ピサロ・ヤギ容疑者は04年4月に日本に入国。その後、親類宅や知り合いを頼るなどして、三重県鈴鹿市や、広島県内を転々としていた。
この人材派遣会社は広島県海田町にあり、ピサロ・ヤギ容疑者は今年4月に来た。職場も木工業などを転々とし、10月までは同町の自動車部品工場に勤務した。しかし、無断欠勤が多く、「階段でころんでねん挫したので2週間仕事ができない」という理由を言って職場に姿をみせなくなり、解雇された。工場からも人材派遣会社に「休みが多い」という苦情が寄せられていたという。
その後、ピサロ・ヤギ容疑者は11月に事件を起こした安芸区の現場近くのアパートに引っ越したが、定職に就くことはなかったらしい。事件後も毎日新聞の取材に応じた際に「月曜日(28日)から仕事に行く」と話していたが、実際には仕事には就かなかった。その後、行方をくらまし、30日未明に三重県鈴鹿市の親せき宅で身柄を拘束された。
(毎日新聞) - 12月1日15時12分更新