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(回答先: 30歳男を逮捕 広島女児殺害(中国新聞) 投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 11 月 30 日 04:35:17)
中国新聞からhttp://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200511300105.htmlより引用
中国新聞地域ニュース
市街地に死角 安全策徹底が課題 '05/11/30
広島市安芸区の小学一年木下あいりちゃん殺害事件で、広島県警がヤギ・カルロス容疑者を逮捕した。殺人・死体遺棄容疑で逮捕された容疑者は、市街地の死角で下校途中のあいりちゃんを襲った疑いが強い。事件を機に、行政、警察、学校、住民が一体となって子どもの通学時の安全対策を徹底することが、あらためて大きな課題として浮かび上がる。
あいりちゃんが通う市立矢野西小から約一・三キロ離れた自宅までの通学路周辺には、スーパー付近など行き交う車や人が多い部分もある。
しかし、軽自動車がやっと通れる狭い地点もあるうえ、一本裏道にそれると地元の人以外はまず足を踏み入れない寂しい場所が目立つ。
外壁で死角となっている路地も多く、あいりちゃんの遺体が押し込められた箱も高さ二メートルを超す塀が道の両側に並ぶ空き地に無造作に置かれていた。
道沿いの民家の窓から外の様子を見ることは意識しないと難しい。そんな状況が凶悪な犯行を手助けした疑いが強い。
広島県子どもの犯罪被害防止対策室の小西明さん(45)は「細い路地は犯罪を目撃されにくい。入り口と出口があり、逃げやすい」と犯罪に巻き込まれる危険をあらためて話す。
矢野地区では、以前から不審者情報があり、保護者などが事件前からパトロール活動を展開していた。が、突然の凶行から幼い命を守ることはできなかった。県「減らそう犯罪」推進会議委員で愛知学院大の小川富之教授は「組織的なパトロール活動は有効だが、それだけで防ぎきるのは難しい。日常生活の中で誰もが目配りをするような運動のすそ野を広げなくては」と提言している。
【写真説明】高い塀が連なる、あいりちゃんの遺体が発見された空き地沿いの路地(広島市安芸区矢野西4丁目)