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(回答先: ペルー人逮捕他、小1女児殺害事件関連の共同通信ニュース速報 投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 11 月 30 日 03:59:09)
中国新聞からhttp://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200511300106.htmlより引用
中国新聞地域ニュース
「なぜこんなことを」 住民怒り '05/11/30
広島市安芸区矢野西二丁目、市立矢野西小一年の木下あいりちゃん(7)が殺害され、遺体が段ボール箱に押し込められ、遺棄された事件は発生から一週間が過ぎた三十日、容疑者として近くに住むヤギ・カルロス容疑者(30)が逮捕された。下校中、幼い命が絶たれるという、地域に大きな衝撃を与えた凶行は、解決した。
ヤギ容疑者は、遺体の遺棄現場から約百メートルの、あいりちゃんの通学路に面したアパートの一室に住んでいた。容疑者逮捕の報に、「どうしてこんなひどいことを。許せない」「一日も早く全容の解明を」。住民らは口をそろえた。
二十二日の白昼、下校中を狙ったという犯行、しかも、人目につきやすい空き地に遺体を入れた段ボール箱を置く手口。小学校や付近住民らに大きな恐怖が走った。
「犯人がとても憎いです。早く捕まることを願っています」。あいりちゃんの父親の建一さん(38)は葬儀でこうあいさつした。同小の竹中幸子校長は会見で「元気に帰すことができず申し訳ない」と涙にくれた。
事件後、学校は集団登下校を徹底、多くの保護者が付き添い、容疑者の早い逮捕を願ってきた。また、保護者の付き添いが難しくなる下校時には住民が児童を家まで送り届けた。住民らが感じた恐怖の大きさの裏返しでもある。普段は歓声の響く広場からは休日、子どもたちの姿が消えた。
「優しい」「一年生なのにしっかりしている」…。二学期に転校してきたばかりなのに多くの仲良しがいたというあいりちゃん。遺体が見つかった現場には、日に日に多くの花束やぬいぐるみ、お菓子などが増え続け、多くの人が悲しんでいた。
▽取材自粛を再度要請 あいりちゃん父
木下あいりちゃんの父建一さんは二十八日付で、広島県警を通じて報道各社にあらためて取材の自粛を求める文書を出した。全文は次の通り。(原文のまま)
報道機関の皆様へ
私達はこの度の思いがけない出来事に胸を痛めております。
今は、あいりのことを静かに偲(しの)んでおり、取材をお受けする心の準備ができておりません。
それで、家族、関係者の方々への取材や写真撮影、自宅などへの訪問はご遠慮頂きますようお願い申し上げます。
また、近隣の方々にも非常にご迷惑をおかけいたしますので、どうか私達遺族の心情をおくみとり下さいますようお願いします。
【写真説明】あいりちゃんが殺害され、遺体が捨てられた現場周辺。中央のプレハブ小屋前が遺棄現場(広島市安芸区矢野西4丁目)