★阿修羅♪ > 日本の事件18 > 243.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051130-00000005-mai-sociより引用
<広島小1殺害>現場近くに住むペルー人に逮捕状、指名手配
広島市安芸区の小学1年の女児(7)が下校中に殺害された事件で、広島県警捜査本部は29日、現場近くに住むペルー人、ヤギ・カルロス容疑者(30)について殺人、死体遺棄容疑で逮捕状を取り、指名手配した。捜査本部は、捜査員を現場に大量に投入して徹底的なローラー捜査を展開し、数人の不審人物が浮上し、詰めの捜査を進めていた。女児が段ボール箱に詰められて住宅地に放置される異常な事件は、発生から1週間を経過して重大な局面を迎えた。
女児が最後に目撃された今月22日午後0時45分ごろ、遺体発見現場近くの通学路で下校児童らを見つめる30歳前後の男が目撃され、カルロス容疑者だったことがわかった。男はチョコレートを食べていたといい、目撃が犯行時間帯に近接していたことから重要証言とみて調べていた。
証言によると、男は室内用スリッパをはき、道路脇の石垣の上に座りながら前かがみの姿勢で児童を見続けていた。女児の遺体が入った段ボール箱には、チョコの包み紙が残っていた。
これまでの調べによると、女児は22日午後0時35分ごろ下校。同3時ごろ、空き地で段ボール箱に制服姿のまま横向きに押し込まれた状態で見つかった。首を絞められており、窒息死していた。女児のランドセルも同日夜、段ボール箱の発見現場から東に約500メートルのコンビニエンス店駐車場の茂みで発見された。紙製のごみ袋に入れて、目立たないように置かれていた。
遺体発見現場やランドセルの発見場所、最後に目撃された地点がいずれも直線距離で約500メートルの範囲に集中していることや、女児の足取りが途絶えてから遺体発見まで短時間だったことなどから、捜査本部は現場付近に生活圏を持つ人物の犯行の可能性が高いと判断。捜査員を現場周辺に大量に投入し、不審人物の洗い出しを進め、カルロス容疑者が浮上した。
発見現場は入り組んだ路地で、車1台が通れる幅であることなどから、捜査本部は、地区外の人物が遺棄したと考えるのは不自然と判断。死亡推定時間は同1〜2時で、女児は最後に目撃された直後に殺害されたとみられる。
(毎日新聞) - 11月30日1時43分更新