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(回答先: 総 合 経 営 研 究 所 の名がはじめて記事に! 投稿者 木田貴常 日時 2005 年 11 月 29 日 08:52:23)
静岡、長野でも耐震強度偽造 行政への損害賠償請求も検討
FujiSankei Business i. 2005/11/29
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200511290024a.nwc
姉歯建築設計事務所(千葉県市川市)が関与していた静岡市と静岡県沼津市、群馬県伊勢崎市の建物について二十八日、構造計算書に改ざんがあったことが各市の調査で新たに確認された。
静岡市葵区の「マルコ静岡ビル」(十二階建て)と、沼津市大手町でホテルとして建築中だった「沼津TKアセットビル」(仮称、九階建て計画)は、指定確認検査機関「イーホームズ」が建築確認をしていた。
マルコ静岡ビルにテナントとして入居しているビジネスホテル「三交イン静岡」(百九十六室)は既に営業を停止。沼津TKアセットビルは基礎部分まで工事が進んでいたが、問題発覚を受けて建築主が計画廃止を市に届け出た。
伊勢崎市大手町の「伊勢崎サンホテル」(十階建て、百二十五室)は、木村建設(熊本県八代市)が施工、同市が二〇〇一年八月に建築確認をしていた。同ホテルは営業を休止した。
同市は構造計算の誤りを見抜けなかった点について「国が認定したプログラムを市職員は百パーセント信頼している。改ざんがあるとは夢にも思わなかった」と説明した。
一方、長野県駒ケ根市に本社がある「窪田建設」の窪田雅則社長(52)は二十八日、同社が施工したホテル三軒の構造計算を姉歯建築設計事務所が行っていたことを受けて同市内で記者会見し、偽造には関与していないことを強調した。
窪田社長は「当社が施工した建物に構造上の疑義が発生している以上、法的な責任を果たす」として、瑕疵(かし)担保責任をとって補修工事の費用などを負担する考えを示した。
同社顧問弁護士の長谷川洋二弁護士は「三軒のホテルはいずれも行政が建築確認を行っており、偽造を見抜けなかった責任が国や自治体にはある」として、行政への損害賠償請求も検討する考えを明らかにした。
長谷川弁護士によると、ホテル三軒はコンサルタント会社「総合経営研究所」(東京都千代田区)の主導で建設され、「平成設計」(同区)が設計監理を担当。平成設計は親会社の「木村建設」(熊本県八代市)の指示で構造計算を姉歯事務所に発注したことが分かったという。
同社が施工したホテルは「エースイン松本」(長野県松本市)、「パークイン平塚」(神奈川県平塚市)、「カントリーホテル高山」(岐阜県高山市)で、いずれも問題発覚後、営業を休止している。