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(回答先: 【更新】木村建設子会社、建築主に無断で「姉歯」へ構造計算発注(読売11/28九州発) 投稿者 木田貴常 日時 2005 年 11 月 28 日 12:46:51)
福岡市が半壊マンション8棟の構造計算点検へ (05.11.25)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/earthquake/0511/ea_511_05112501.htm
耐震強度の偽装問題に絡み、福岡市は3月の福岡県西方沖地震で半壊した市内のマンションについて、構造計算に問題がなかったかどうか総点検に乗り出す。
半壊マンションのうち1棟を、建設会社「木村建設」(熊本県八代市)が施工していたことなどから、建築主らに構造計算書などを再提出させ、地震による被害と構造計算との因果関係について独自に調査する。
西方沖地震で半壊した共同住宅は13棟あり、今回の総点検の対象となるのは、新耐震基準が適用された1981年6月以降に建築確認をした8棟。建築基準法に基づき、建築主や設計者、施工者に▽姉歯建築設計事務所(千葉県市川市)の関与がなかったか▽構造計算書に偽装はないか――の報告を求めるほか、構造計算書と設計図を改めて提出させる。市はそれらを基に、構造計算の瑕疵(かし)で被災につながった可能性がないかどうか調べる。
市建築指導課によると、8棟はいずれも市が建築確認をしたが、書類の保管期限(3年)を超え、申請書類は廃棄されている。市に残っている建築計画概要書には、設計者や施工者などは記されているが、どこが構造計算書を作成したかはわからないという。
市内には、過去10年間に木村建設が工事などを担当した建物が18棟あり、1棟が地震で半壊。姉歯事務所が関与したマンションは1棟確認されている。
木村建設が施工した同市中央区の半壊マンションは、通路の外壁やロビーの壁が壊れたほか、玄関ドアが変形し開かなくなった部屋もある。だが、補修工事については木村建設は請け負いを辞退した。構造計算は姉歯事務所ではないが、理事の一人は「徹底的に調査してほしい」と訴えている。
西方沖地震では最大震度6弱を観測し、市内の共同住宅162棟(約9300戸)が被災。全壊はなかったが、一部損壊が149棟、半壊が13棟だった。
市建築指導課は「構造計算書の偽造など考えたこともなかったが、今回の問題を機に、構造計算と被災の因果関係がないか確認したい」としている。