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(回答先: 小嶋と犬山のヘッポコ漫才 [きっこの日記] 投稿者 white 日時 2005 年 11 月 25 日 22:01:38)
□構造計算偽造問題について (シノケン及び子会社日商ハーモニー) [論談・目安場]
http://www.rondan.co.jp/html/mail/0511/051124-8.html
構造計算偽造問題について (シノケン及び子会社日商ハーモニー)
(平成17年11月24日)
投稿者: 匿名
先週よりシノケンという会社名が各報道で取沙汰されておりますが、シノケンの完全子会社 (株) 日商ハーモニーも見過ごすわけにはいきません。 シノケン代表取締役篠原英明氏が日商ハーモニーの代表者を兼務しています。
日商ハーモニーもシノケン同様、ワンルームマンション投資を事業の核においています。 今般問題になったフォルトナ代々木初台は実は日商ハーモニーの分譲物件で、フォルトナシリーズとしてシノケンと日商ハーモニーの有力ブランドです。
筆者の都内某居住地付近に施工者日商ハーモニー、建築主シノケンという構成でワンルームマンション計画が持ち上がり、過日日商ハーモニーが住民説明会を開いたのですが、2メートルに満たない道路幅に面して高層棟を建設する、生コン車の待機場所に通学路が直面する、更に前後左右の個人住宅は建物完成後朝8時から夕方17時まで全く日照が無くなるという (時間日影図を説明会で住民に配布) のお粗末な計画内容ですぐさま参加住民から悲鳴があがりました。
図面等を一読した住民から矢継ぎ早に日商ハーモニーと横に同席している設計事務所に質問が向けられましたが、彼らは全く質問に答えることができず、誠意を持って対処するという曖昧なセリフをオウムのように繰り返すばかりで、参加住民を全員不愉快にさせました。
特に日影については、もし周辺住民がそのマンションビル完成後も引き続き同じ場所に居住した場合、庭の植物が育たないどころか、一生暗闇で過ごさなければならないというひどい代物です。
周辺地域は交通の便は良いが、閑静で古くからの文化施設も多く、都内でも屈指の高級住宅地です。そこにいきなり突出する異質の細長い、所謂安物のペンシルワンルームそれも投資用ということで、当然地域住民から強い反対運動が起きています。
確かに法律上は違法ではない用途地域ですが、周辺環境を無視し、周囲の個人住宅の日照権を奪ってまで強引に計画を推し進めようとする日商ハーモニー及びその親会社のシノケンの態度は許しがたく、今後の反対運動の準備していた矢先、この事件が発生しました。
シノケンはヒューザーと違い、いち早く I R情報に返金の意思を表明し、表面上は真摯な態度で若い経営代表者が記者会見を開いたため、世間一般では誠実な会社という印象を持たれているようです。
しかし、住民が長い時間をかけて緑化を含め文化的環境を形成してきた歴史を無視し、環境を破壊してまで安普請のペンシル形状のワンルームマンションを建設するという業務内容がどうして誠実な会社なのでしょうか? 資本金5億程度の会社が莫大な補償額や解体費用を負担できるでしょうか?
しかも連日自社株がストップ安を付ける中、どのように運転資金や補償費用を調達するつもりなのでしょうか? 今後新規分譲した場合の収入も補償費用に繰り入れて概算を表明していますが、このような事件を起こした会社の物件を誰が買うでしょうか?
幼稚園児でも持つような疑問に対して具体的な数字の裏付け無しに投資家向けのページに安易に文章を掲載し、結果的には投資家やオーナー、及び債権者を欺いていることに他なりません。
先の住民説明会で物件には管理会社を設置し、入居者の生活マナーを始め入居資格や規約を厳しく管理する等を担当者は話していましたが、過去の分譲実績の現状を調べた結果、シノケンが東京進出後たった5年しか経過していないにもかかわらず、既に日貸しやウィークリーマンション化しているもの、或いは倒産を繰り返して苦情を集めていた某法人の入居、韓国語にてウィークリーマンションの入居者募集をしているものがぞくぞく出てきました。
尚、まだ報道はされていませんが、先週土曜日 (11月18日) まで日商ハーモニーの物件詳細に掲載されていた、フォルトナ小石川 (地番文京区小石川5-30-19 戸数35) ですが、いち早く破産表明をした木村建設施工ということで週明けにサイトから削除された模様です。
11月23日付の朝日新聞朝刊には一年前からシノケンは木村建設とは一年前から木村建設とは取引を止めているという記事が掲載されましたが、フォルトナ小石川の完成は本年2月です。 この物件についても既に区及び都へ問い合わせが殺到しているとのことで行政担当者の調査が始まっている旨を確認しています。
このような現状からも、いかに真摯な態度を取り繕い会見を開こうが、サイトを部分的に削除しようが、シノケンと日商ハーモニーの実態は上記のようなものであります。 公的資金投入も検討されている中において、今後の展開を我々は納税者として厳しく監視する必要があります。
いくら会社側は詭弁を駆使しようが証拠隠しをしたとしても、いずれ公的機関の取調べや調査にて全てが明らかにされることを納税者として期待しています。
日商ハーモニーサイト: http://www.mansiontoushi.com/
日商ハーモニーサイトより先週末削除された木村建設施工のフォルトナ小石川:
http://www.mansiontoushi.com/bukken/koishikawa/gaiyo/