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(回答先: 構造計算書偽造問題の新たな疑惑(JANJAN) 投稿者 gataro 日時 2005 年 11 月 23 日 22:27:53)
姉歯告白リベート工作…耐震偽造“黒幕”急浮上!? --- 大口取引先から「断れば取引停止」圧力
雲隠れしている姉歯建築士は24日午後、国土交通省の聴聞会で“悪魔の計算書”について証言する
やはり“黒幕”が存在か? マンションやホテルの耐震強度偽造問題で、姉歯建築設計事務所(千葉県市川市)の姉歯(あねは)秀次1級建築士(48)が「大口取引先の会社支店長から『鉄筋量を少なくしてほしい』と圧力があった」と周囲に漏らしていたことが、24日までに分かった。要求を断ることで取引の停止を恐れた姉歯側は、支店長にリベートの現金を渡していたという。同日午後、国土交通省で開かれる聴聞会で姉歯建築士の口から新たな“黒幕”が明かされる可能性が浮上してきた。
産経新聞によると、姉歯建築士は以前に大口取引先から依頼された仕事で、必要な鉄筋量を10%ほど減らした構造計算書を偽造し、民間確認検査機関の「イーホームズ」(東京都新宿区)に提出した。同社から突っぱねられるのを覚悟で差し替え用の構造計算書まで用意していたが、GOサインが出たため、チェックの甘さを悟った。
大口取引先はこれをきっかけに姉歯建築士へ「鉄筋量を少なくしてほしい」と要求を強め、具体的に鉄筋量を指示するケースまで事態はエスカレートした。
姉歯建築士は「それでは強度を保てない」と抵抗したが、会社側は他の設計事務所に変更することをほのめかし、プレッシャーに負け、要求に従ったという。
姉歯建築士は、この取引先から直接工事を依頼されたほか、複数の建築主からの仕事もこの取引先の紹介で構造計算書の作成を請け負っていた。このため、「取引を切られれば生活ができなくなる」「家族のことを考えて引き受けてしまった」と悩んでいたという。
姉歯建築士の知人は「リベートを渡すことで取引先を必死に引き留めようとしていたようだ」と述べた。
姉歯建築士は問題発覚後、報道陣に対し、偽造の動機を「業界の全体的な風潮として(コストを)安くしないといけないというプレッシャーがあった」としたが、「(偽造は)直接誰かに言われたわけではなく、独断でやった」と述べ、取引先からの圧力については否定していた。
ZAKZAK 2005/11/24