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(回答先: 建築界のゴールデントライアングル [きっこの日記] 投稿者 white 日時 2005 年 11 月 19 日 16:57:04)
□川崎の該当マンション「すぐ建て直せ」 [スポーツニッポン]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2005/11/19/02.html
川崎の該当マンション「すぐ建て直せ」
震度5強の地震で倒壊する可能性を国交省が指摘した川崎市川崎区のマンション「グランドステージ川崎大師」。完成して1年2カ月のマンションの住民は「申し訳ないでは済まされない。すぐ建て直せ!」などと怒りをあらわにしている。マンションは9階建てで約20戸に入居者。駅から徒歩3分、平均100平方メートルの3LDK〜5LDKで3600万〜6000万円超で販売された。住人の中年男性は「ローンもまだほぼ全額残っている。昨晩は眠れなかった。地震もいつ起きるか分からない。引っ越せる仮住まいを探してほしい」と肩を落とした。
問題物件を抱える自治体には、マンション以外の住民からも問い合わせが殺到。5棟が対象の千葉県船橋市には「うちは地震で崩れるのか」「市内のものをすべて調べてほしい」など約100件も寄せられた。
≪住民への補償は難しそう?≫姉歯建築士は、入居者らから損害賠償を求められた場合について「私だけでは背負いきれないし、私だけの責任ではない」と強調。計算書のチェックをした指定検査機関「イーホームズ」に「簡単に見抜ける偽造も見逃していた」と責任の一端があると指摘した。イーホームズは責任の所在は「姉歯建築設計事務所にある」とコメント。国交省はイーホームズが適切な検査をすれば不正は防げた可能性があるとみて処分する方針。
一番の被害者である住民への補償はどうなるのか。国は、民間と民間の関係で発生した問題であるため、住民が転居した場合の家賃補助などの財政支援には否定的。残ったローンに対する公的救済も難しそうだ。
川崎市内の不動産会社は「柱や鉄筋に問題があれば基本的には建て直さないと住めないはず。ただ建て直しても、資産価値は低くなり、売却しても買い手がつかない可能性はある」とする。
建て替えることになれば、住宅品質確保促進法によって業者側の負担で行われるが「負担に耐えられる財力のある会社でないと、建て替え前のマンションより、構造は正常になっても内装などが見劣りすることも」とするマンション販売会社もある。