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□北野武“ギャグ封印”神妙授賞式 [スポーツニッポン]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1965494/detail?rd
北野武“ギャグ封印”神妙授賞式
北野武(ビートたけし)監督(59)が、優れた芸術家らに贈られるイタリアの第10回ガリレオ2000賞の文化特別賞を受賞し、14日(日本時間15日)、フィレンツェで行われた授賞式に出席した。日本人初の快挙で、イタリアの大女優ソフィア・ローレンらに囲まれたたけしは「こけて見せようかと思ったけど、さすがにできなかった」と神妙な面持ちだった。
97年「HANA−BI」でベネチア国際映画祭の金獅子賞(グランプリ)に輝いたのをはじめ、たけしが「世界のキタノ」の名を不動のものにしたイタリアで新たな勲章を手にした。
共同電によると、映画製作を通した国際的な芸術活動が高く評価されての栄誉。珍しくタキシードにクロスタイの正装で授賞式に臨み「芸術ができる環境は平和であること。芸術に命を懸けられるのは素晴らしいことだと思う」とあいさつした。
会場は、15世紀に建てられメディチ家などフィレンツェの支配者の公邸として使われていたピッティ宮殿の中庭。ローレンやデンマーク女王のマルグレーテ2世らも姿を見せ、きらびやかな雰囲気に包まれた。
受賞の知らせを受けた際には「欧州の人はおれのことを勘違いしている。でも、そんなに認めてくれるなら、いつかあっちに亡命しちゃおうかな」とおどけていた。だが、欧州のセレブが数多く集う荘厳な雰囲気には照れるばかりだ。
「子どものころ名前を聞いただけで倒れそうになったソフィア・ローレンとか、女王さまの間で表彰され“こんなことが起こるのか”という気持ちだね」と感激の面持ち。日本ではコメディアンとしても活躍しているとも紹介されたが「(壇上で)こけて見せようと思ったけど、さすがにできなかった」と、「ビートたけし」は完全に封印した。
2006年05月16日06時01分