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□荒川静香 プロ転向の大正解 [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=11gendainet07019847&cat=30
荒川静香 プロ転向の大正解 (ゲンダイネット)
「本日をもちましてアマチュアの選手生活から引退します」――。トリノ五輪の金メダリスト・荒川静香(24)がきのう(7日)、プロ転向を表明した。今後はアイスショーを中心に活動し、「スケート界に恩返ししたい」としている。プロになれば4年後の五輪出場の目がなくなるだけに、ファンからは「どうして?」と疑問の声も多いが、関係者は「賢明な選択」ともっぱらだ。
「荒川さんがこのままだったら、日本のマスコミは4年後のバンクーバー五輪まで女王だ何だと騒ぎ立て、執拗に追い回したでしょう。安藤美姫も本番で1度だけ成功した4回転ジャンプに過剰な期待をかけられ、トリノで挑戦して失敗しました。荒川さんは連盟には客寄せのために連れ回され、とてもフィギュアに専念できる環境ではなくなっていたはずです。4年後は28歳と年齢的にも厳しくなるし、採点競技で日本人が連覇するのは至難のこと。人気絶頂のいまが引退には一番いいタイミングでしたよ」(スケート関係者)
それだけじゃない。トリノ以降、荒川のメディアへの露出度は急増。5月に入ってからもテレビ出演3本、フィギュア関連のイベント3回、雑誌出演などで大忙し。こうしたリンク外の活動は、競技選手生活にはマイナス。プロになってこそメリットも大きい。元五輪代表の渡部絵美氏が言う。
「米国のミシェル・クワンのようにスケート連盟に所属しながら年間5億円近く稼ぐ選手もいますが、お金にだらしのない日本の連盟の現状では不可能です。プロに転向すればマスコミ出演時に連盟の許可をうかがう必要がなくなるし、出演料から上前を取られることもなくなる。収入は格段に増えますよ。米国のショーで人気選手になるのは大変ですが、五輪の金メダリストならギャラは1回300万円が相場。プロは年間100回近くショーをこなすため、年間数億円の稼ぎも夢ではありません」
プロ転向は大正解だ。
【2006年5月8日掲載記事】
[ 2006年5月11日10時0分 ]