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□父・邦治さんに捧げる“長渕流”葬儀 [スポーツニッポン]
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/obituary.html?d=27sponichitycb002&cat=24&typ=t
父・邦治さんに捧げる“長渕流”葬儀 (スポーツニッポン)
歌手・長渕剛(49)の父で、23日に原発不明がんのため77歳で亡くなった長渕邦治(ながぶち・くにはる)さんの葬儀・告別式が26日、東京・中央区の築地本願寺で営まれた。長渕は喪主のあいさつで、自身のヒット曲「CLOSE YOUR EYES」を熱唱。自作の散文詩「父ちゃんの詩(うた)」も朗読。“長渕流”の別れに、集まった弔問客からは、すすり泣きが漏れた。
瞳を閉じれば あなたが私にほほ笑みかけるよ 希望へ駆け昇る あなたが永遠(とわ)に生きている――。
「天国へ旅立つ父に…そして(6年前に亡くなった)母に贈ります」。敬礼してほほ笑む父の遺影を背に、長渕は喪主あいさつを、自身の曲「CLOSE YOUR EYES」で締めくくった。静かにBGMが流れる中、ハーモニカ演奏も交えて涙とともに歌い上げた。
昨年大ヒットした映画「男たちの大和/YAMATO」の主題歌で、太平洋戦争で命を落とした英霊たちへの鎮魂歌。まるでこの日のために作られたような歌詞に、植木等(79)、哀川翔(44)らも参列した会場内にすすり泣く声が響いた。
熱唱の前には、前日の通夜が終わってから書き上げた散文詩「父ちゃんの詩」を朗読。A4用紙5枚を手に、時に声を詰まらせながら約10分かけて読み上げた。
「眉間(みけん)にしわをよせ ぐーっと息を飲み込み さっき俺(おれ)の父ちゃんが死んだ」などと、死の瞬間を丹念に描写。途中、感極まって「父ちゃーん!」と絶叫する場面も。
「命がけの生との戦いが今 終わった “生に勝ったな、父ちゃん”」とアーティストらしい表現で父をねぎらい「さびしいよ」と悲しみを素直に表したが、沈んでばかりもいられない。「父ちゃん見てろよ 俺はさらに人間賛歌を創(つく)り 吠(ほ)え 高らかに そしてけだかく 歌い続けよう!!」とさらなる飛躍を誓い、この詩を棺に納めた。
[ 2006年4月27日7時0分 ]