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□GW旅行を無事に楽しむ救急5カ条|ゲンダイ
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=22gendainet05016842&cat=30
GW旅行を無事に楽しむ救急5カ条 (ゲンダイネット)
今年のゴールデンウイークは最大9連休とあって、旅行を計画している人も多いだろう。中高年が快適かつ安全に旅を楽しむには、“旅行救急箱”ともいうべき備えが必要だ。日本旅行医学会専務理事の篠塚規医師にポイントを聞いた。
●「安全カルテ」は必携
病気や事故、言葉の問題で自分の意思を伝えられない状況では、「安全カルテ」の有無が、生死を左右する。
「『安全カルテ』は病気の履歴や治療状況、各種アレルギーの有無、薬の服用状況など、持ち主の体の現状を証明する世界共通の書類です。適切な診察を受けるためには欠かせません。英文と和文が併記されていて、英語ができなくても無理なく記入できるので、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高い中高年は、海外はもちろん国内旅行にも持参すべきです」
「安全カルテ」は紀伊国屋書店や丸善で買える。
●“常備薬”は4つ
痛み止めとかぜ薬は、市販薬や直近の処方薬の残りを3日分程度用意する。意外と侮れないのが、整腸剤と粉末のスポーツドリンク。
「整腸剤は腸内の正常細菌を強化して、下痢対策になります。粉末のスポーツドリンクはミネラルウオーターに溶かして飲むと、点滴と同じ効果が得られ、旅行中の体調管理に役立ちます」
持病がある人は、もちろん常用薬が必要だ。
●服薬中は紫外線対策を
「強い紫外線を浴びた場合、飲んでる薬剤によっては日光過敏症を引き起こすリスクがあります。降圧剤、水虫治療薬、抗生物質、血糖降下剤、抗うつ剤などが該当します」
サングラス、帽子のほか、水に強いスポーツ用の日焼け止めを。
●寒さ対策は防寒下着で
「この時季の高地は、まだ寒い。保温性に優れ、速乾性もある登山用の防寒下着が重宝します。厚手のセーターは不要。旅行バッグを必要最小限にして、1グラムでも軽くするためです」
靴下やパンツはスーパーの消耗品で済ませ、旅先で捨ててくると、その分が土産スペースに。
●衝撃吸収性の高い靴を
「一部のウオーキングシューズのソールは、ソルボセインという衝撃吸収性に優れた素材が使われています。この靴は非常に疲れにくい」
篠塚氏は街歩きにも3つ星レストランにも履いていけるウオーキングシューズを愛用している。
以上が“旅行救急箱”に欠かせない5カ条だ。せっかくの旅を満喫するには、それなりの準備がいるのだ。
【2006年4月19日掲載記事】
[ 2006年4月22日10時0分 ]