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私たちは「超高速の伝達の世界」に浸っている?
http://blog.goo.ne.jp/chiba728/e/2ef0aa8bbd9b395d64d1b572f8b28b75
ちょっと飛躍するかもしれないが、「ベルの定理」によると、この世に存在するものは「非局所的」である、ということである。宇宙に起こっている現象は、厳密には局所的であるかのように見えるにもかかわらず、その本質は「非局所的」であることを、ベルの定理は述べている。そしてこの宇宙は非局所的な相互作用によって満たされていることを、主張している。しかもこの非局所的な相互作用は瞬間的であり、その作用の伝達の速さは光速の制約さえ受けないのだ。
ベルの定理が正しければ、私たちは「超高速の伝達の世界」にどっぷりと浸っていることになる。これまで両親や学校で教えられてきた常識は、破棄しなければならないことになる。この世は見た目とまるでちがった非局所的な相互作用でなりたっていて、宇宙の中の個々の対象は、すべてがお互いにフラクタルにつながっていて、作用を及ぼしあっているのである。
荒川静香選手は、自分の出番が来るまで、競争相手の演技を無視して、ただひたすら静けさに浸るようにヘッドホンで音楽の旋律に浸っていた。荒川選手は、現実から隔離された静けさの中で、純粋に霊的な潜在力の場に入り込んで、静かな池に「願い」という小石を投げ込んで、思いどおりの波紋を描いていたにちがいない。恐らく、氷の心を持つ中国の姫がひとりの王子によって心を開いていく物語である「トゥーランドット」の旋律にあわせて、願望や祈りを磁石のようにひきつけ援助してくれる霊的な潜在力の場に、アクセスしていたにちがいない。
オーストリアの詩人フランツ・カフカは、かつてこんな風に言っている。「あなたは自分の部屋から出ていく必要はない。自分のテーブルのそばに座ったままで、聞きなさい。いや、聞く必要さえない。ただ待つのだ。待つ必要さえない。ひたすら沈黙し、静かにし、そしてただ一人になるのだ。世界は、仮面を外して自由にあなたに自分を差し出すだろう。それに選択の余地はない。それは、エクスタシーのうちに、あなたの足元に入り込んでくるだろう…」と。
★荒川静香の叶えられた金メダルの法則
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