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□高倉健主演の拍子抜け興行成績 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1723403/detail
高倉健主演の拍子抜け興行成績
高倉健も今回ばかりはガックリ肩を落としているのではないか。1月28日に公開された4年ぶりの主演映画「単騎、千里を走る。」の興行が芳しくないのだ。
この映画は中国の著名な監督チャン・イーモウとのコンビ。中国を舞台にした肉親との絆を取り上げた作品だ。長い間音信不通だった息子ががんで入院という知らせを受け、高倉は息子が好きだった仮面劇をビデオに収めるために中国・雲南省に向かうという設定である。
「内容が地味なことや、興行スケジュールが狂ったことなどで関係者も大ヒットは諦めていた。それでも、興収10億円は見込めると言っていたのですが、最終的に7億円前後に落ち着きそうです。映画そのものの評価がイマイチだし、客層の年齢がかなり高い。映画館では高齢のファンばかりが目立っています」(興行関係者)
高倉の最近の映画でもっとも話題になったのは99年の「鉄道員(ぽっぽや)」。この映画は興収37億円を叩き出す大ヒットを記録した。それだけに高倉も関係者も拍子抜けの興行といえる。
高倉はこの映画のために普段よりも積極的にプロモーション活動を行った。その努力も実らなかったわけだ。
高倉は昨16日で75歳になった。やはり老いたりということか。
【2006年2月17日掲載】
2006年02月20日10時00分