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□「実現男」キターッ!! ポスト「電車男」ネット上でブレーク寸前 [スポーツ報知]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1723226/detail?rd
「実現男」キターッ!! ポスト「電車男」ネット上でブレーク寸前
ポスト「電車男」に「実現男」がキター。昨年、ネットで話題沸騰となり小説からテレビ、映画でもメガヒットを飛ばした「電車男」。今年もまたネット上でブレーク寸前の「男」がいる。「必ず週1回やる!」がモットーの、その名も「実現男」。しかし、これまで何を実現してきたかというと「お正月の鏡もちをひとりで食べ切る」「(街自体をゴルフコースに見立てる)街中ゴルフでパーを取る」…。絶句するしかない無意味な課題を次々と実現してきたこの男の正体は、東大卒の元官僚という勝ち組系キャリアの熱〜い男。「ウキウキすることがやりたい」と将来、政界進出の“実現”も本気で狙っている。(山崎 智)
東大卒の元官僚 週1で必ず何かをやり遂げる
「萌え〜」なんてもう古い。男はやっぱり「燃え〜」でしょ。「実現男」こと後藤祐一さん(千葉県在住)は、とことんエネルギッシュな36歳のヒラリーマンだ。
「実現男」とは1週間に1回、ある決められたお題を実現する男のこと。実現の様子を自分のブログで公開し、見る人にパワーを与えるという目的で昨年11月末にスタートし、19日現在でアクセス数は1万8000件を突破。笑顔がさわやかすぎる濃いキャラの男が、体を張ってくだらないことに挑戦する趣向がウケている。
「法律違反と体に危険なもの以外は何でもやる」と後藤さん。「道路の白線の上だけを歩いて新宿縦断」など脳内が小学生レベル以下と思えるお題にも「白線以外は地獄の沼で、落ちたら死ぬ」と大まじめ。原宿、表参道に繰り出した「自作ギャグで街の人を笑わせる」では、肩に「実現男」のタスキをかけた怪しいスーツ姿で“妙技”を連発。道行く女子高生を凍りつかせながら“実現”させた。
トリノ五輪に乗っかった今回は、何とモーグルに挑戦。「ゲレンデは5年ぶり」と話す実現男だが、「昔の感覚がある」と根拠不明ながら自信の笑み。意外にも軽快にコブを攻略していくと、エアは上村愛子ばりの3D!?を…。
詳しい模様は近日アップ予定の「実現男のブログ」(http://jitsugen.jp/)をご覧頂きたい。
これだけを挙げれば「実現男って単なるバカ?」と思われるが、そう簡単なものではない。現実の後藤さんは東大法学部から、通産省(現経産省)に入省。つまり「日本最高学府から霞ケ関」という常人が考え得る最強のエリートコースを突っ切ってきた。「世の中のけしからん仕組みを変えてやる」と行政改革に着手。小泉改革の特色のひとつである「構造改革特区」(入浴中にひらめいたという)などを実現してきた。
昨年7月に「霞ケ関では世間の端っこしか見えない」と一念発起して経産省を辞職。今後は「ズバリ政治家を目指す」という。その前に「民の部分も知らなければ」と、現在は民間会社に勤務。中小企業向けの経営コンサルタントなどを手掛け、全国を飛び回る。
「実現男は僕自身の『頭の民営化』。楽しくてウキウキする」と笑う後藤さん。「ホリエモンも倒れちゃった今、日本にはかっこいい人がいない」と嘆くが、「オレは圧倒的に強い、かっこいいヒーローになる!!」実現男は、究極の実現を目指す。
◆後藤 祐一(ごとう・ゆういち)1969年3月25日、横浜市生まれ。36歳。東大法学部を経て、92年に通産省入省。99年、カナダ外務貿易省でFTA交渉を担当。02年、風呂の中で「構造改革特区」を実現。05年7月、経産省を辞職。現在は株式会社ポリシーファクトリー(東京・千代田区)で、中小企業向けの経営コンサルタントなどを手掛ける。家族は妻と1男1女。
2006年02月20日08時15分