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世界びっくりニュースからhttp://www.excite.co.jp/News/odd/00081139909740.htmlより引用
女も男もユーウツな日本のバレンタイン事情
[ 2006年02月14日 18時34分 ]
[東京 14日 ロイター] 日本の女性はバレンタインデーに何の見返りもなく男たちにチョコレートをプレゼントしなければならない長年の習慣にウンザリしている。
インターネットによる調査によると、働く女性の70%が、男友達や同僚に「義理チョコ」を贈る伝統がなくなればうれしい、と回答した。
約60%が、プレゼントの費用と買い物に行く手間を考えると、バレンタインデーが近づくにつれ、憂鬱になると答えた。贈り物は、上司、同僚、本当の友達にふさわしいように正確に調整されている。
この習慣は500億円市場にふくれあがり、日本のチョコレートメーカーの中には、この2、3週間で年間売上の20〜30%を上げるところもある。
日本にバレンタインデーを紹介したのは菓子メーカーのモロゾフである、というのが定説で、1936年、チョコレートの広告のために紹介した。しかし、バレンタインデーはその20年後、メリーチョコレート社が、この日をチョコレート販売を促進する日として利用するまで根付かなかった。
同社広報の宇佐美洋子氏は「当時の社長が、アメリカの女性の、異性に対する感情表現に感心していたのです。そして日本の女性もそんな風にできればいいのに、と考えたのです」と語った。
1カ月後、「ホワイトデー」として知られる日に、男性はバレンタインデーのお返しをする。やはりお菓子を贈るのだが、調査によると、男性もこれに憂鬱になっている。
男性の半数が、お返しを買いに行くのが煩わしいと答え、他人と比較されるのもイヤだ、と答えた。
宇佐美氏は「確かに時代が変わって、女性は自由に愛情表現ができるようになり、バレンタインデーの習慣は不可欠のものではなくなりました。でも、この日は、自分の気持ちを確かめることができる日ですし、個人的にはあった方がいいと思います」とコメントした。
小売業者によると、おそらく時代の変化を反映して、女性は2万4000円もする高価なチョコレートを買うようになった。自分自身へのプレゼントだ。
[日本語訳:ラプター]
この記事はロイター通信社との契約に基づき、エキサイト株式会社が日本語翻訳を行っております。