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□小百合CMテーマ曲CD化 問い合わせ殺到 [スポーツ報知]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060211-00000004-sph-ent
小百合CMテーマ曲CD化 問い合わせ殺到 kazamiが歌う「G線上のアリア」
女優の吉永小百合(60)が出演しているシャープの液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」のCM「モネの庭」編で流れている歌に問い合わせが相次ぎ、3月1日にCDで緊急発売されることが10日、分かった。注目を集めている歌は19歳の女性歌手kazamiの「G線上のアリア〜Lotus Flower」。吉永もCD化に大喜びだ。
モネの名画の前に穏やかにたたずむ和服姿の吉永が印象的な同CMで流れているのは、バッハの名曲に歌詞がついたバラード「G線上のアリア」。透き通るような歌声に1月初旬のオンエア以降、「この曲は何?」「誰が歌っているのか?」という問い合わせが相次いでいた。
映像の美しさでも定評ある同CMシリーズには、これまで世界の民謡などが使われてきた。日本人が歌うのは白鳥英美子に続いてkazamiが2人目。昨年、このCMシリーズの曲を集めたアルバムが発売されたが、音楽のシングル化は初めてだ。
大役に抜てきされたkazamiは大女優との“競演”に「私で大丈夫なのかなと不安でした。でもCMから自分の歌声が流れてくるのを聴き、10代の最後のいい思い出になると素直にうれしかった」と話す。
14歳でデビューしたkazamiは、早くから注目を集めていた実力派。03年にはアレサ・フランクリンらが歌った米ポップスの名曲「I Say A Little Prayer」をカバー。フジテレビ系ドラマ「大奥」の主題歌にも起用された。
クラシック曲のカバーは初めてだが「メロディーがすごくすてきで、誰もが口ずさめるメロディーで、あらためてバッハってすごいと思いました」と話している。
3月1日発売のシングルは同曲と、別アレンジの「G線上のアリア〜今瞳を開けば〜」のダブルA面。すでに2月1日からは携帯電話の音楽配信サービス「着うた」で先行配信され、早くも人気を集めている。
「モネの庭」編CMは、トリノ五輪番組で大量に放送される予定。さらに多くの人々の耳に届くことになりそう。ホルストの代表曲「木星」に歌詞をつけて大ヒットした平原綾香の「Jupiter」に続く、“クラシカルJポップ”の代表曲になるか。期待される。
◆kazami(かざみ)1986年4月8日、福岡市生まれ。19歳。14歳のときに歌ったデモテープをきっかけに、2000年10月にシングル「Dreamer」でデビュー。鈴木亜美、小柳ゆきに続き、スキーブランド「kissmark」のCM曲にも選ばれる。ヒップホップやレゲエのアーティストとも幅広く交流。
◆CM五輪期間中大量放送小百合「応援に夢中になる」
吉永は、今回のCD化に「CMも好感を持って見ていただき、音楽もCDになって、ダブルのうれしさです。クラシックと新しさの融合。私も気に入っています」と喜ぶ。「『モネの庭』編は昨秋、早朝から3日間かけて撮ったことを思い出しますね」
2000年1月から同社のCM出演している吉永。世界各地の名建築を訪れるバージョンは、02年11月の米国・アリゾナ州にあるフランク・ロイド・ライト設計のタリアセンウエスト「建築家と弟子の家」から始まった。これまで9種類が紹介されている。いずれも吉永が着物姿で登場し、“癒やし系”のコマーシャルとしても人気がある。
“モネ編”はトリノ五輪の放送期間中に大量お目見えとなるが、吉永自身、スポーツ観戦が大好きで、スキーの腕前もかなりのもの。「応援に夢中になり過ぎて寝不足になったらどうしよう、といまから心配しているんですよ」と話すほどだ。
中でも14日に行われる「スピードスケート女子五百メートル」は岡崎朋美を筆頭に大菅小百合、吉井小百合と“2人の小百合”が出場するのも大いに気になるところ。「プレッシャーは3人で分け、少しでも精神的な負担は軽くして、ベストの走りを見せてほしいと願っています」とエールを送っている。
(スポーツ報知) - 2月11日8時0分更新