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朝日新聞からhttp://www.asahi.com/national/update/0208/TKY200602080528.htmlより引用
レーダーから機影消える不具合点検へ 国内の約100機
2006年02月08日23時41分
民間航空機が搭載する管制用応答装置に不具合があり、地上の管制用レーダー画面から機影や便名などが一瞬消えることが、国土交通省の調べで分かった。応答装置の電波の質が悪いことが原因で、同省は8日、問題の装置を搭載している国内航空各社の100機余について、装置の点検や交換を指示した。
装置を搭載しているのは日本航空で61機、全日空で48機。5月末までに点検や交換を終える。運航スケジュールに影響はないという。
この装置は、地上のレーダーアンテナからの質問電波を受信すると、便名や飛行高度を自動で応答する。管制画面は応答電波をもとに機影と高度、便名を組み合わせて表示し、管制官はそれを見て各機に指示を出す。
しかし、中部国際空港近くの空域で今年1月までの約1年間に、機影や便名などが管制画面から消えるケースが28件(全飛行数の0.026%)あった。同省の調べで、米国製の応答装置の中に、電波の質が劣化し、最新式のレーダー電波に対応できなくなるものがあることが分かった。
装置は1機に2台搭載しているため、不具合が起きても装置を切り替えれば画面に正常に表示されるため、トラブルは起きていない。